避災と共災のすすめ 人間復興の災害学 (帝京新書)

  • 帝京大学出版会 (2025年1月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784434352010

作品紹介・あらすじ

本書は〈阪神・淡路大震災30年/新潟県中越地震20年/能登半島地震1年〉の特別企画で、災害を生き抜くための手引きとなります。「災害から命を守る」には、発災前の「防災・減災」と発災後の「復興・生活再建」が連続してつながっていなければなりません。両者が途切れたときに何が起きるのか。防災と被災地支援に取り組んできた弁護士の著者は、「災害関連死」であり「先の見えない長期避難者」であると指摘します。なぜ、助かった命を最後まで守り切れないのか。なぜ、元の穏やかな生活に戻してあげられないのか。「誰一人取り残さない」ためには「自助」と「公助」と「共助」の協力が欠かせません。災害大国ニッポンの住民として、災害を受け入れる「共災」と災害を避ける「避災」に励むことにより、被災した人たちの置かれた状況は他人事ではなくなり、「防災・減災」と「復興・生活再建」の両者は初めて一本の線でつながります。こうして災害弱者は「命を尊重し、世話を焼き、生活再建の仕組みに精通する」災害強者に変わり得ると著者は訴えます。防災・減災の基本と応用、生活再建のABCを具体例を挙げて解説します。

みんなの感想まとめ

災害から命を守るための具体的な行動とその重要性が強調されている本書は、防災と復興の連続性を深く考察しています。著者は、実際の被災地での経験を基に、災害前の準備と災害後の支援が一体であることを訴え、特に...

感想・レビュー・書評

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  • 実際に被災地でどのように弁護士が動いたか、申請主義の日本で災害が起きた時、情報をどのように活かすか実践的に書かれている。

  • 東2法経図・6F開架:369.3A/N16h//K

  • 知り合いの弁護士さんで、防災について力を入れてらっしゃることは前々から存じていて。

    新書でまとまった本が出るというので手に取ってみた。前半防災についての考え方持論、後半は実践的な罹災後の生活再建について。

    さすが頭の良い人の書いた本で、構成も分かりやすく文章もちゃんと平易なものを選んで誰でも読みやすいように為されているのはさすがでした。

    重版も出たようでおめでとうございます。罹災時には携行しときたいものです。前半の心構えは普段から頭に入れておいた方がいいですね。

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著者プロフィール

弁護士、防災士。静岡県在住。日弁連災害復興支援委員会副委員長。
高校2年生のとき、阪神・淡路大震災を経験。慶應義塾大学卒業後、司法試験に合格し弁護士に。
東日本大震災後、被災者支援に関わる。被災者支援の各種ツールのほか、ゲーム形式で避難経路を見つける「津波避難すごろく」(現・めざせ! 津波避難マスター)を考案。全国各地で防災講座を開く。

「2021年 『みんなの津波避難22のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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