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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784434352454
作品紹介・あらすじ
精神科医、平光源先生の診療室へようこそ。表紙をめくると、そこは光源先生とあなただけの診療室。さあ今日も、老若男女、さまざまな悩みを抱えた方が扉を叩き、光源先生と対話され、「だいじょぶだぁ~」とニッコリ笑顔で帰って行かれますよ。悩んでいたことが「大丈夫」になる、考え方のヒント満載。全編が先生と患者さんとの対話形式で、スラスラ読める! 今すぐ「逃げたい」「消えたい」あなたに贈る愛のメッセージ。
感想・レビュー・書評
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平光源先生。初めて著者を読みました。
先生のアドバイスは大変心に響くメッセージが多く、心に刺さる箇所がいくつもありました。
そんな心に刺さるメッセージを悩める羊たちに送ってくれる先生はどんな方なのか。
ご自身が不登校や3浪を経験、多忙な勤務医生活を経て、東日本大震災をキッカケに自分の本当にやりたいことに目覚め、今までのカウンセリング履歴や精神療法書、自己啓発書、哲学書を読んだそうです。
ここで私が気に入ってしまったのは、まず大震災をキッカケに①「1度しかない人生だから、ここで死んだと思って、人の顔色や常識なんかに捕らわれずに、やりたいことをやってみよう」と一念発起し「薬に頼らないクリニックを作る」と決意したこと。
また、先生が様々な本を読み、気づいたことは、②「私の人生は(他の誰でもなく)私が書く物語」である、ということ、の記述です。
この本は、患者さんの悩みに先生がアドバイスして下さる、という形式を取るのですが、上記①②のエッセンスが随所に感じられる上に、哲学書も読み込まれていらっしゃるからか、内容がとても本質的で患者さんを見事に納得させ最後は笑顔にしてしまう。加えて読者も笑顔になります。
傷ついた時には思考もマイナス方向に偏りますが、平光源先生がよいしょっ!とプラス方向に押し上げていってくれます。
自分の考え方が錯覚だったんだ、と気づきを得たり、自分には今までそんな考え方無かったな、とか、そんな風に捉えたらいいのね!とパワーを頂けること間違いなし。
良書です。
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死にたいは脳の生きろという最強メッセージ
不快な環境から離れ休む逃げるが生きる道
やりたくないことは夢への手段と位置づける
過去の失敗や辛さは人生を光に変える宝物
思い込みや感情は事実ではない
緊張してもできることが重要
罪悪感は愛 ありがとうへ転換するエネルギー
休むのは脳が神経伝達物質を作る回復時間
否定の意味付けは相手でなく自分が行う
叱られるのは期待の証と捉える
他人が気になるのは本能 気にする自分を許す
他人に少しがっかりさせる勇気を持つ
代わりはいくらでもいるは自由の証
時間は命そのもの 時間を使う意識を持つ
お金は愛と感謝エネルギーのしるし
発作は抑えずむしろ喜ぶと良い(筆者体験)
人生は仕事だけではない 他の楽しみを持つ
偏りは才能 長所を伸ばす意識を持つ
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