ウィーンのカフェ

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著者 : 平田達治
  • 大修館書店 (1996年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469212006

作品紹介

「カフェはウィーンの悪徳なり…家庭から逃げ出し、女から逃れ、女を求めに行くところなり」。貴族から庶民まで、ウィーン人に親しまれ、旅人をも惹きつけたウィーン・カフェ。そこはまた、異文化がぶつかり合い融け合って、独特のウィーン文化が培われた文化工房でもあった。その魅力と来歴に蘊蓄を傾け、そこを舞台に繰り広げられた有名・無名の人々のエピソードを綴る。

ウィーンのカフェの感想・レビュー・書評

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  • ウィーンのカフェがなぜ特異な存在なのか、歴史的、文化的観点から詳細に解説した良書。カフェに通った文化人たちの様子もいきいきと描かれている。カフェを愛した人たちが語った言葉がどれも、逆説的なのが面白い。

  • ウィーンのカフェの様子、決まり事、どのようなカフェがあったかまで、たっぷり記された本。資料。

  • ウィーンのカフェの歴史について語っていく本。
    いわゆる観光関連の本ではない。
    カフェの内部やメニューの写真は少なめ。
    ウィーンのカフェ文化について、知りたい人におすすめ。

  • 読み物として楽しめた
    国の歴史を知ってる人が読んだらもっと楽しめると思う

  • 芸術が大好きで大好きでウィーンに憧れている人なら絶対気に入る本。
    しかも私のようにそのうえ食いしん坊とくれば…。

    ウィーンは音楽の街とのイメージが強いのだが、噂以上にここまでカフェの街だとは思ってもみなかった。
    音楽家、文化人、作家などいいカフェには著名人がたくさん集まって来て、そこが人との交流の場になるだけではなく、一種のコミュニティみたいなものを作り、様々なニュースを得るのだ。たぶん、現代社会が、ネット社会で、様々なサイトやチャットなどで人が集まり会話をしてニュースを得て帰って行く…その役割をウィーンのカフェではしているのだ。
    しかも、中にはそこをほとんど家のようにして、郵便物までカフェあてに指定している人も何人もいるのだから驚きだ。

    そして、コーヒの種類。ウィーンに行く人はしっかりそれだけでもウィ−ン語を覚えていかないととんでもない失態をさらすことになってしまう。

    どのカフェも名門ばっかりなのだが、様々な事情で残念ながら今では姿を消してしまったり建て替えられて古き良き時代の面影を少しも残さないカフェも少なくはない。それは残念だ。

    でも、今ウィーンに行ったとして、やっぱり端から入ってみたくなる気持ちもわからなくはない…というか、下手したら音楽旅行のつもりが、カフェ巡りになってしまいそうな気もする。

    それくらいウィーンは魅力のある街だということ。

    ウィーンに行かれる人は読んでおいて絶対損はない。

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