自然科学としての言語学 生成文法とは何か

  • 大修館書店 (2001年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784469212655

感想・レビュー・書評

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  • 理論言語学の概説書。難解というか,さっぱり訳わからんという感じ。この本を精読し,貯めた質問をM先生にぶつける必要あり。ただ生成文法理論に立脚した音韻論への言及に関する箇所があったのにはホッとした。極小モデルや最適理論を完全に理解できるとは思わないが,手話言語学の音韻論や語彙統計論に生成文法理論に関する知見を少しでも反映させていくことができればと思わずにはいられない。
    ただ「自然科学としての言語学」という表題に違わず,自然科学と言語学の接点の可能性を真摯に語っているのには大変好感が持てた。特に最後の章で述べられていた「離散系と連続体の可変」は小生が本職で扱っている課題の本質にも関わる問題であるだけに,自然科学及び人文科学における「普遍課題(笑)」の存在にしばしの感慨を覚えざるを得なかった。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。マサチューセッツ工科大学(MIT)言語学・哲学科博士課程修了(Ph.D.)。MIT認知科学センター博士研究員,ペンシルヴェニア大学言語学科助教授,カリフォルニア大学アーヴァイン校言語学科主任教授などを経て,2003年より上智大学大学院教授。2006年ハーヴァード大学言語学科客員教授。専門は認知科学,理論言語学。主な著書にTheoretical Comparative Syntax,Merge in the Mind-Brain, Symmetrizing Syntax (共著)(全てRoutledge),『新・自然科学としての言語学』(ちくま学芸文庫,Math & Science)などがある。

「2022年 『脳とAI 言語と思考へのアプローチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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