ウィーン―多民族文化のフーガ

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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469213287

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパの十字路に位置するウィーン。そこは、各地から多様な文化が流れ込み独自の融合を遂げた文化形成の舞台となった。多民族の文化がフーガのようにからみ合い、いかにして20世紀をリードした豊穣なポリフォニック文化が形成されたのか。都市形成と文化醸成のダイナミズムを多彩な視点から解明する。

感想・レビュー・書評

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  • 本書を読むまで、ウィーンが多民族都市だと気がつきませんでした。

    また、ミュンヘン、ヴェネチア、ウィーンが3角形の位置にあることを、本書を読んで気がつきました。
    別々に3つの国、都市を訪問したことがありますが、連続で訪れたことがなかったので意識していませんでした。

    ウィーンで訪れたお城では、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語での解説があり、多くの国の人がウィーンに来ていることは気がつきました。

    スラブ人、マジャール人、ボヘミア人、ハンガリー人、ポーランド人など。
    ハプスブルグ家の神聖ローマ帝国で、多民族国家を維持したことによるとのこと。

    オーストリアハンガリー帝国では、
    ドイツ26.4
    マジャール17.1
    チェコ13.7
    という構成とのこと。

    現在では、4分の1がチェコ系だそうです。

    書籍の内容としては、建築、音楽、学問についての記載がある。
    どれか一つでも興味が湧くのであれば、読んでみる価値はあると思います。

  • 都市ウィーンの歴史と文化をほぼ時代順に掲載。オーストリアの文化史を研究する際に、参考にすべき方々が書かれている。各著者の研究分野の内容が色濃く表れているので、内容がつかみやすい。オーストリア、ハプスブルク、ウィーン研究をするなら、必読。ただ、政治関連が少ないのが残念かな。

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