宋詞の世界: 中国近世の抒情歌曲 (あじあブックス 50)

著者 :
  • 大修館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469231915

作品紹介・あらすじ

詞が中国文学の中において占めている独自の地位を考えるならば、今後はもう少し関心が寄せられてもよいと思う。これを無視しては、中国文学の重要な一側面を見失うことになるからである。中国文学のもう一つの華、宋詞とはいかなるものか。

感想・レビュー・書評

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  • chn 中国

  • 今の日本において、宋詞の手引書としては最善の一冊。
    「詞とは何か」というところから説き起し、宋詞の佳篇を引用・解説
    することで、詞の魅力を語ります。
    読むたびに新たな発見のある書物です。

  • 中国古典文学における『詞』―中国近世の抒情歌曲の世界―を身近にした名著の改訂新版。

  • 詩以外にこんなに美しい文学が中国にはあったのか、と思わせる。詞(ツー)を読んでいると過去にタイムスリップしそう。

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著者プロフィール

1930-2022年。中国大連生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。京都教育大学、奈良女子大学などの助教授・教授を経て東北大学名誉教授。恩賜賞・日本学士院賞受賞、瑞宝中綬章受章。主著に『三体詩』『宋詞の世界』『宋詞研究』『陸游』『蘇州・杭州物語』『中国文人論』『中国の名句・名言』『漢詩と日本人』『中国文学と日本 十二講』、学術文庫に『科挙の話』『唐詩』がある。

「2022年 『漢詩の名句・名吟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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