アメリカ・インディアンの神話 ナバホの創世物語

  • 大修館書店 (1989年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (564ページ) / ISBN・EAN: 9784469242775

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  • 1856年レザーマン軍医が、「ナバホには宗教がなく、歌も不快なうなり声でしかない」とした上で、自分たちの民族の機嫌や歴史を持たないと主張した
    更にナバホは怠け者で道徳心が薄くまとまりのない人々だと決め付けた

    しかしその後ナバホの祭式を見たマシューズ軍医によって
    他の民族に引けをとるものでないことがレポートされた
    言い伝えの採集や翻訳が仕切れないほどの長大な神話や伝説を持っており
    まさに古代ギリシャに匹敵するほどの神々や英雄たちを祭った神殿を持っていると
    伝えられた
    それ以後も政治的にはレザーマンの報告書が幅を利かし
    マシューズの膨大な論文は学者などの間のみでしか注目されなかったと言う
    この本はマシューズが翻訳したものと、その後マシューズが省いた
    性的描写などを追加したものである

    第一部「出現」・二部「第五世界」・三部「怪獣退治」四部「集まり来る部族」
    と進んでいく

    古事記や創世記に当たる人類発祥を詠ったもので
    話の冒頭では東に白が産まれ・南に青・西で黄色・北で黒が産まれた
    そこには「空気の精の人々」とビラガアナ(白い人)の言葉で呼ばれている人々が
    住んでいたとある
    彼らは東西南北と4と12を好んで使ったようだ

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著者プロフィール

1918年、島根県松江市生まれ。同志社大学英文科卒。
教歴 同志社大・神戸大・都立大・駒沢大・その他を経て、城西大学女子短大部招聘教授。
著書 『ナヴァホの砂絵』(小沢書店)、『魔法としての言葉-アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社)、『現代芸術のエポック・エロイク』(43回読売文学賞・青土社)など
訳書 G・スタイン『アリス・B・トクラスの自伝』(筑摩書房)、G・スタイン『やさしいボタン』(書肆山田)、ドナルド・キーン『百代の過客』(朝日新聞社)など。

「1995年 『今日は死ぬのにもってこいの日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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