英語習得の「常識」「非常識」―第二言語習得研究からの検証

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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469244984

感想・レビュー・書評

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  • 目から鱗なお話ばっかりなのに、わかりやすくておもしろい。

  • 第二言語習得の研究をしている人間として、

    世間のみなさんにぜひともご理解

    いただきたいことが丁寧に説明されている。


    コラムの部分だけでもいいから、

    ぜひ多くの人の目に触れて欲しい。


    一部「この点はまだ論争中だ」

    というふうに説明しておいた方が

    いいんじゃないかと思うところもあるけれど、

    それを差し引いても☆☆☆☆☆かな。

  • 英語学習や英語習得に関する「俗説」を取り上げ、それをSLAの視点から検証していく、という構成。「英語は右脳で学べ」や「外国語学習は音声から」などどこかで聞いたことがあるような話題を取り上げ、それを実証データに基づいて考察している。SLAの概説書を読んだことがあればそれほど目新しい話はないが、よく言われる俗説とSLA理論を繋いでいて面白い。個人的にはSLAとはどういう分野か、どう研究されているか、を記したコラムも興味深かった。(7/28読了)

  • 「母語は模倣によって習得するのか?」「教科書で習った順番に覚えていくのか?」「繰り返し練習すると外国語は身に付くのか?」「外国語学習は音声から導入されるべきか?」「教師が誤りを直すと効果があるのか?」など、興味深いテーマ(俗説?)について、第二言語習得研究の見地から検証する。研究論文等を基に論理的に書かれてはいるが、「第二言語習得研究」は、外国語習得のメカニズムを探る研究であって、「外国語教育研究」とは別のものという。そういう意味ではやや期待はずれな感じ。俗説の問題点がいろいろと指摘されてはいるが、じゃあどういう方法がどう効果的なのか、というところには及んでいないのが残念。

  • 『外国語学習に成功する人、しない人』とほぼ同時期に出版された本、こちらの方が例も詳しくわかりやすい。第二言語習得研究の現状がよくわかる。英語のlとrに関して、子どもは音声に関して全く白紙の状態で生まれ、余分な音を識別しなくなるという指摘は面白い。第二言語習得研究イコール外国語学習法研究にはならないが、いろいろヒントを得ることができる。

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著者プロフィール

静岡大学教育学部、並びに愛知教育大学・静岡大学教育学研究科共同教科開発学専攻教授。専門分野は、第二言語習得論、英語科教育学。博士(文学)。主要業績:『英語指導における効果的な誤り訂正』(大修館書店)、“The interaction of animacy with the wh-extraction by Japanese learners of English”(共著、Proceedings of PacSLRF2016)

「2017年 『第二言語習得キーターム事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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