教科書だけで大学入試は突破できる (英語教育21世紀叢書)

著者 : 金谷憲
  • 大修館書店 (2009年6月1日発売)
3.57
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :27
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469245431

教科書だけで大学入試は突破できる (英語教育21世紀叢書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  「教科書で生徒に与えることの出来る英語のインプットと、実際に入試で出題される英語との間にどのくらいの重なりがあるか、どれだけの開きがあるのかを調べることにより、教科書をこなすことで入試にどれだけ有効に対処できるかを示す」(p.219)もので、文法、語彙、分量の3点で調査された結果を示している。結論としては、教科書をしっかり定着させることで入試対策になるから、もっと入試問題を分析して、教科書を定着させることで同時に入試対策にもなるような授業のやり方を考えましょう、というもの。
     結論には全く賛成できるが、特に語彙の部分などの調査方法は恣意的な感じがする。「解答可能と判断できる」かどうかは単に語彙が分かっているかどうか以外の要素も大きいと思うので、そんなうまいこといかないと思う。
     特に中高の連携を考えて高1指導を始めることが重要であるとか、文法事項の頻出項目、速読・多読の指導の必要性ややり方などが参考になった。(12/12/09)

  • 大学入試に必要とされる、文法事項、語彙、分量をデータをもとに示した本。その上で教科書の有効性を語る。
    文法事項は基本的なものを使えるように指導しなければならないこと、分量の中学校との差を埋めないといけないことなど、参考になった。

  • 教科書の中で、大学入試を意識した場合に、文法でどこにフォーカスするべきなのかがよく分かる。データに基づいているのでわかりやすい。

  • 固そうですが、意外と読みやすかったです。
    図書館で借りました。

  • 文法編:It-to〜構文など基礎的な文法事項が大学入試の設問の大半を占めているという結果は面白い。重箱の隅を突くような問題が減っていて、オーセンティックな英語で頻度が高い項目が重視されてきていることが実証されたと言えるのではないか。
    語彙編:英語教科書による大学入試のカバー率を見ているが、リーディングの教科書まで含めるのは問題があるように感じる。そもそもリーディング教科書は一言一句を理解し、出現した全ての語を暗記すべし、というスタンスで書かれているものではないだろう。これを以って「教科書だけで大学入試は突破できる」と主張することは、むしろ望ましくないリーディングの教科書使用を促進し兼ねないのではないか。
    分量編:著者も記しているが、各設問の難易度を考えず、和訳は一問あたり○分と考える、とするところに非常に問題がある。これは筆者が全問を実際に解き、更に高校三年生にその一部を解いてもらい、それと筆者の解答時間を比較することによって高校生が各設問に解答するのに必要な時間を推定するなどすれば良かったのではないか。(7/25読了)

全6件中 1 - 6件を表示

金谷憲の作品

教科書だけで大学入試は突破できる (英語教育21世紀叢書)はこんな本です

ツイートする