聖書でたどる英語の歴史

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  • 大修館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469245820

感想・レビュー・書評

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  • しっかりと練習問題をやるといいと思います。
    英語史をつかむ導入になります。

  • 1500年にわたる英語の変化の歴史をKING JAMES(欽定訳)を中心として、主な時代から現代訳まで英語を並べて比較。このようなことが可能な書物は確かに聖書しか有り得ない!それにしても1000年前の「ウェストサクソン福音書」は全く理解できないし、1384年頃の「ウイクリフ派聖書」も、そしてシェークスピアと同時代だというKJも随分綴りが異なり難しく感じる。(しかもシェークスピアより古い言葉を使っている!)そして20世紀初頭も今とは違う。こうして並べると現代の英語を簡単に感じて来ることが不思議!中学時代以来の英語の授業を思い出し、言葉は変わり続けていることを痛感した。英語の歴史の中で北欧語、フランス語の影響の時期があり、それが過去形などにおいて中途半端な例外を遺物として残していると考えると、英語も理解しやすいように感じる。

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著者プロフィール

ブラウン大学大学院言語学科博士課程修了。Ph.D. 東京大学大学院教授。主要業績: 『英単語の世界—多義語と意味変化から見る』(中央公論新社、2016年)、『聖書でたどる英語の歴史』(大修館書店、2013年)、『英語の歴史—過去から未来への物語』(中央公論新社、2008年)、など。

「2018年 『英語教師のための英語史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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