エンゲージメントを促す英語授業 やる気と行動をつなぐ新しい動機づけ概念

  • 大修館書店 (2024年7月3日発売)
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  • 本 ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469246735

感想・レビュー・書評

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  • 「やる気はあるんだけど問題」解決の糸口になるヒントを与えてくれる本
    実際に行動に移せないことは老若男女関わらずあること。それは所謂「やる気」に対する新しい概念を提示してくれる「エンゲージメント」の問題にあったのかもしれないということを,実例や研究から教えてくれる本。

    日本の英語授業において先駆けとなるエンゲージメント研究の本であり,実践に対する示唆を与えてくれる。
    「没入体験」を産むにはまずその環境を整える必要がある。それは物理的な環境はもちろん,心理的安全性を含む心的環境にある。さらに,教師と徒間や生徒同士の関係から生まれる支持的風土が火付け役となる。

    研究例のところでは難解なところもあるが,これからの時代を生きる生徒と共に作る英語教師必読の一冊。

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著者プロフィール

廣森友人(ひろもり・ともひと)[第10章]
明治大学国際日本学部教授。博士(国際広報メディア)。専門分野は英語教育・第二言語習得(特に学習者要因)。著書に『英語学習のメカニズム』(大修館書店)がある。役立ったと思う英語学習法は多読・多聴。

「2022年 『英語学習の科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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