スポーツ選手のためのアドラー心理学 (スポーツ心理学のフロンティア)

  • 大修館書店 (2021年8月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784469269178

みんなの感想まとめ

自己成長やモチベーションの向上を目指す内容が展開されており、特にアドラー心理学の理論を通じて不完全な自分を受け入れ、コントロールする方法が示されています。劣等感と劣等コンプレックスの違いについても触れ...

感想・レビュー・書評

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  • 780ウチタ
    やる気が出ない。モチベーションが上がらない。これらを変えられるのは自分自身だけ。
    アドラー心理学の理論を知り、実践することで不完全な自分をコントロールする方法を模索する

  • 外発的動機付けと内発的動機付けを対立的な概念ではなく、連続体として捉える自己決定理論が提唱されている。intrisic motivation and self-determination in human behavior

    「感謝の訪問」=セリグマン で幸福感が増した.
    ポジティブ心理学の挑戦

    アドラーの基本的な考え方は、目的論、個人の主体性(主体論)、対人関係論、認知論。

    自分の経験によるショック=トラウマに苦しむのではなく、経験の中から目的に適うものをみつけだす(人生の意味の心理学p21)
    感情が先にあって行動するのではなく、目的を果たすために感情という手段を使う。怒りたいから怒る、だけ。

    劣等感とは、理想自己と現実自己とのギャップを感じた時に生じる感情。他者との比較ではない。そう考えれば劣等感は病気ではない。不完全な自分を認める勇気、受け入れる勇気がある。
    補償=劣等性を補おうとする意欲。

    劣等コンプレックスとは劣っている部分に対する言い訳。
    優越コンプレックスとは、優れていないのに優れているふりをする。劣等状態を補償する
    補償=劣等感を埋めるための健全な努力
    劣等コンプレックス=努力を必要とする課題、困難を回避する行為
    優越コンプレックス=見せかけの虚構を作り出し優越性を獲得する行為

    個人の主体性(主体論)個人の思考や行動を何が決定しているかは自分自身。生まれつきはない。
    影響によって限界はあるが、自分で決定することができる。=やわらかな決定論
    対人関係論=人間の悩みはすべて対人関係の悩みである。過去の対人関係は対象にしない。過去は存在していないのだから、対象にしても仕方がない。原担山が女性を抱えて川を渡った話。

    全体論=理性で考えることと心で思っていることは違わない。理性と感情、意識と無意識、には違いはない。要素論ではない。

    認知論=自分の行動は、出来事や体験などを自分なりに解釈した結果である。(人生の意味の心理学p21)

    基本的な誤り=決めつけ、誇張、過度の一般化、見落とし、誤った価値観

    性格やパーソナリティを表す言葉の多くは、対人関係の在り方に関係して用いられる。相手が存在しない状況かでは現れようがない。
    ライフスタイルは、自己概念、世界像、自己理想で公正されている。

    アドラー心理学は日常使いの心理学、実践の心理学、と称される。
    モチベーションが上がらない、やる気が出ない、のは、言い訳が本当の目的。自己欺瞞。100%完璧な人間はいない、ことに気づき、不完全な自分を認めること。=不完全であることを認める勇気。

    うまくいったこと日誌=セリグマンのうまくいったことエクササイズ。

    マイナスの感情を持つことは自然。感情には、目的と方向性がある。行動を取るために感情を持つ。

    イライラする人を見た時=自分のメガネを外し相手のメガネをかけるトレーニングをするとき。自分の常識で見てイライラするだけ。相手の目で見る、相手の耳で聞く、相手の心で感じる。

    叱ったり褒めたりする方法ではなく、勇気づけする。=結果よりも努力に注目する。うまくいったことに着目する。自分自身の成長に目を向ける。他人は関係ない。失敗しても勇気づけ。
    褒めるは、上下関係を前提とする。

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 剣道部

    請求記号 780.14/Uc
    所蔵館 2号館図書館

  • 劣等感と劣等コンプレックスは違う。人は理想や目標に向かって今より少しでも良くなりたいと思うからこそ、劣等感を抱く。劣等感を埋めることは多大な努力を必要とするし、努力が実って人生が順調に運ぶという保証もない。このため、劣等コンプレックスを使って課題や困難から目を背けて、劣等感と向き合う努力を放棄する。
    優等コンプレックスは、実際に優れているかどうかではなく、自分がいかに他者より優れて見えるかが最大の関心ごと。
    劣等コンプレックス。理由にして非建設的な行動をとる人の言葉の特徴
    ①イエスバット(確かにそうなのですが、〜なのでできない)
    ②イフ(もし〜があればできるのですが)
    明治時代、曹洞宗の原坦山
    修行中禅僧の仲間と行脚
    2人は橋のない川に行き渡る。川に入ることを躊躇している女性に出会う。女性に触れてはならないと言う戒めがあったが坦山は女性を抱えて川を渡った。戒めを守って女性を助けなかった僧が坦山に向かって咎めると、坦山は確かに俺はあの女を抱えて川を渡った。でも俺はあの女をとっくにおろしているのにお前はまだあの女を抱えているのかと答えた。戒めを守った僧は現時点においてすでに女性との対人関係は存在していないにもかかわらずそこに執着することで不要な悩みを生み出しているわけです。心の中に存在するだけの対人関係はもはや過ぎ去った過去でありその人たちの言動にとらわれる必要などないのです。

    雨の日のレース
    A雨は苦手。身体が冷えて動かない。どうせ捨てレース。やっぱり。
    B雨は苦手だけど、パフォーマンスが下がるのはみんな同じ。自分でできる対策を考えて準備しよう。寒さ対策として雨に濡れてもいいようなウエアを用意して、…
    人は出来事や体験に対して、自分なりに意味づけして行動している。「意味は状況によって決定されるのではない。状況に与える意味によって自らを決定するのである。」
    理想とする完全な自分へと向かって少しずつ歩いている「不完全な自分」を受け入れて真摯に努力し続けることは嘘偽りなく自分の気持ちや行動に責任を持つ誠実さや自慢したり目立ったりすることを好まない謙虚さの強みを生む。
    自分はアームチェア ライフスタイルだった。安楽タイプ。

  • トップアスリートの競技をリアルタイムで見ながら、読み進めました。メダルを獲得した選手、レジェンドの選手、今回は成績が伸びなかった選手、それぞれに自分との対話を見出すことができて、今読んで良かったなと思いました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/760419

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