有名人の死に心がゆらいだら 喪失と自殺予防の心理学

  • 大修館書店 (2025年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784469280036

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本棚にあった本書と目が合った気がして一緒に帰ってきましたが、別に今、心が揺らいでるってわけではない。
    中に登場する志村けんさん、竹内結子さん、神田沙也加さんの死には、確かに衝撃を受けた。岡田有希子さんは年が近かった事もあって衝撃が大きかった記憶がある。遺体写真を掲載した下衆なスポーツ紙もあった気がする。
    直近では中山美穂さんかな。同世代だし。

    ご高齢の方や病気を公表していた方だと、ああ遂に、ぐらいで過ぎる事もある。谷川俊太郎さんとか樹木希林さんとか。それでも逸見正孝さんは衝撃だった。

    知り合いでも家族でもないのにショックを受けたり悼んだりしていいんだよ、というのはありがたいメッセージだった。
    いつか自分に役回りが来る様なことがあれば、ゲートキーパーとしても何かしら出来ればと思う。

    10月に配偶者を亡くしたばかりの友人が気がかりで、手紙のやり取りを2往復くらいしたけど、今日届いた手紙に、眠れる様になりました、とあってほっとしたところ。自分の趣味に巻き込んで邪魔してるんじゃないかな、って気にしてたけど、もしかして役に立てたなら嬉しい。

  • タイトルの通り、有名人が亡くなったときに読みたい本

  • 自殺予防やグリーフケアの本は多く存在したが、有名人の死に対するケアについて書かれた本はこれが初めてかもしれない。
    今は実際に会っていた人だけでなく、有名人に対しても喪失体験は発生するのは当たり前と言える。そのことについて、紐解いてくれたという感じ。何とも今風な研究だなと思った。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000076040

  • 7月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003738263

  • 1. 有名人の死とその影響
    - 日本における有名人の自殺報道は、社会的な影響を大きく及ぼしている。
    - 自殺報道が引き起こす心の動きや、個人の喪失体験についての研究は不足している。
    - 有名人の死に対する社会的反応と個人的影響は、明確に分けて考えるべきである。

    2. 自殺報道の社会的影響
    - 自殺報道とその後の自殺者数の増加に関する研究(デイビッド・フィリップスの研究)によれば、報道が自殺を助長する可能性がある。
    - 自殺が報道されることで、視聴者が心理的なつながりを持つ有名人の死を経験すると、悲しみや混乱を感じることがある。

    3. あいまいな喪失
    - あいまいな喪失とは、身体的には存在しないが心理的には存在する状態を指す。
    - 有名人の死は、特にその死因が自殺である場合、報道の影響を受けることが多い。
    - 視聴者は、亡くなった有名人に対する感情を整理することが難しく、混乱や困惑を経験する。

    4. パラソーシャル関係
    - パラソーシャル関係とは、視聴者が有名人に対して感じる一方的な関係性を指し、これが悲嘆の反応に影響を与える。
    - 有名人の死後の悲しみは、近しい人の死と同様の感情を引き起こすことがある。

    5. 自死とその影響
    - 自死に関する報道は、特に視聴者に強い影響を与えるが、それに対する社会的な支援は不足している。
    - 自死を経験した家族や友人の心理的影響についても考慮する必要がある。

    6. グリーフワークとその重要性
    - グリーフワークは、喪失を経験した後に行う心のケアであり、有名人の死に対しても適用できる。
    - 葬儀への参加や追悼行事を通じて、社会的に悲しみを共有することが重要である。

    7. メンタルヘルスと社会的支援
    - 有名人の自殺を受けて、自殺予防のための相談件数が増加する傾向が見られる。
    - 支援者が専門家につなぐ方法や、相談のハードルを下げることが求められている。

    8. 誹謗中傷とメディアの役割
    - SNSの普及により、有名人が誹謗中傷の対象になることが増えている。
    - メディアは有名人のメンタルヘルスに影響を与える重要な要因であり、報道のあり方が議論されている。

    9. 未来への展望
    - 有名人とのパラソーシャル関係を考慮しながら、社会全体でメンタルヘルス問題に取り組む必要がある。
    - 自殺予防やメンタルヘルスの向上に向けた新たな施策が求められている。

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