- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784471400590
感想・レビュー・書評
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だいぶ前に買ったものの、実際には使わずそのままでしたが、
このGWに再び出してきました。
ポーチに刺す図案を探して、朝顔が載っていたので季節的にもよいかと思い刺しております。 本にある刺繍糸の色とは少し違う色を使いましたが、とても本が参考になります。 後ろに基本ステッチもでていますが、まったくの初心者だと図案ごとにもう少し説明がほしいかもしれませんが、特に問題はないと思います。
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刺繍のトッププロによるレシピ付き作品集。
1つの作品が見開き2頁に収められていて、左側が作品の写真、右側に図案と使用糸の色番が載っている。
まず左ページの作品を見て、驚く。
茎1本、葉っぱ1枚に複数の緑が使われているのは分かるけれどグラデーションが自然で糸の変わり目が分からない…その繊細な色づかい。そして、花びらや茎が土台の布から浮いていたり、まるでラグのように布から糸が生えていたり…
「えっ、刺繍ってこんな表現もできるの?!」
種明かしを知りたくて、右ページの図案に目を移して、また驚く。
使用糸(色数)の多さ。そして、たったこれだけの図案を元にこれが出来ているというそのテクニックの高さ。
「…すごい…」
ここに書かれている通りの材料を揃えて、書かれている通りのステッチで刺しても、私がこれを再現するのは不可能だろう…
…圧倒されてそっと本を閉じると、カバー裏に小さな蜂が一匹、ぶぅ〜んと間の抜けた軌道を描いて飛んでいる。
『…くす(微笑)』
この子なら刺せるかも。
(そしてまた1ページ目へ…)
刺繍に興味のない人も、見ればきっと楽しめる美しい本。 -
刺繍というものにどこか惹かれてしまい、出来もしないのに時折眺め、色んな妄想に耽ることが大好きなのである。出てくる刺繍はどれも一針一針が繊細で、その色使いだとか立体感だとか、感心というよりも感動させてくれる素晴らしい芸術だった。かと言って手持ちのアイテムに刺繍を施そうなんぞの愛らしい乙女心は持ち合わせていないのだけど。こういう刺繍は大好きな人にやってあげたい。