- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784471401030
作品紹介・あらすじ
弓道から学んだ日本人の心をもとに老舗ビジネス、イノベーションにも言及し、ビジネスを成功に導く画期的な方法論を語る。
感想・レビュー・書評
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会社のビッグボスの紹介に預かり読んだが、弓道とビジネスの結びつきの話をひたすら書かれていて、俺も学生時代は弓の修行に打ち込んでいたので、理解の確認をしながら読了した。これを高い次元で実践出来ると、ここまで成功出来るのかもしれないと思いつつ、自己の鍛錬を愚直に続けようと思っている。
が、上司には読んでくれと言った、おれのやりたいことはこの実践であると…。理解して欲しいからな。人に伝える、評価される、分かってもらうということは大切なので、同著者の別タイトルにも目を通しておきたい。
文中にも触れられている弓道の変化については、平田弘史の「弓道士魂」で描かれている通りで、それまで戦闘手段であった弓が、如何に江戸期に変容していったか、どういった思いで今に至るのか、洋弓との決定的な違いについてはこちらを読むのが手っ取り早い。威信を賭けた己との戦いなのであり、これを現代のビジネスで実践している、というのは少し大袈裟だが、感覚としては結構近い。
参考図書: 平田弘史「弓道士魂」 <https://amzn.asia/d/7RlFVYv>詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
弓道とビジネスを結びつけたところが新しいな、と思った。
→https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12146129239.html -
売るのではなく売れる
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会社で、本人のセレクトかどうか分からないが、社長から配られた本。いまいち。
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リヤドロ・ジャパンの社長を経て、ゴディバ・ジャパンの社長を務める著者。ゴディバの日本における売上を5年で二倍にしたという話を、日経トップラインの記事を見て、同社とそれを率いる著者に関心を持ち、最近この本が発売されたのを知って即購入。
彼が日本で成功できているのは、趣味の弓道、しかもかなりの腕前、を通じて日本の文化を理解しているという事が大きいだろう。
ゴディバでの成功
2013年にLove &Hugというキャンペーンを実施。店頭にジェントルマンの人形を置き、ハグする力で愛情を数値化するというもの。ハグする習慣が無い日本で受け入れてもらえるだろうかという声が社内で上がったというが、結果は長蛇の列と多くのSNSでの紹介がされて大成功だったという。
20世紀のビジネスは、大きな製造者が支配していた。消費者は選択肢が限られていた。しかし、21世紀となった今、消費者は自分のニーズに合った製品を自由に入手する事ができ、先進国においては、市場の主導権は消費者に移っているという指摘は素晴らしく、説得力がある。 -
リヤドロ・ジャパンの社長を経て、ゴディバ・ジャパンの社長を務める著者。ゴディバの日本における売上を5年で二倍にしたという話を、日経トップラインの記事を見て、同社とそれを率いる著者に関心を持ち、最近この本が発売されたのを知って即購入。
彼が日本で成功できているのは、趣味の弓道、しかもかなりの腕前、を通じて日本の文化を理解しているという事が大きいだろう。
ゴディバでの成功
2013年にLove &Hugというキャンペーンを実施。店頭にジェントルマンの人形を置き、ハグする力で愛情を数値化するというもの。ハグする習慣が無い日本で受け入れてもらえるだろうかという声が社内で上がったというが、結果は長蛇の列と多くのSNSでの紹介がされて大成功だったという。
20世紀のビジネスは、大きな製造者が支配していた。消費者は選択肢が限られていた。しかし、21世紀となった今、消費者は自分のニーズに合った製品を自由に入手する事ができ、先進国においては、市場の主導権は消費者に移っているという指摘は素晴らしく、説得力がある。 -
接点を増やしながら価値を上げる。プレステージブランドのビジネスを考えさせてくれる。
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レビュープラス(http://reviewplus.jp/aff382)というブックレビューサイトから献本していただいたので読んでみました。
著者は、2010 年にゴディバ ジャパン社長に就任し、日本におけるゴディバの業績を飛躍的に高めたたジェローム・シュシャン氏。フランス人ながら弓道歴25 年、「正射必中」、ビジネスの要諦を弓道に擬して語った著作です。
ビジネス書としては、特に目新しい指摘があるわけではありませんが、「弓道」の教えを基軸に確固としたビジネススタイルを築き、その基本姿勢のもと、顧客志向の具体的な打ち手を次々と繰り出し着実な成果を上げている様子は、私自身、自らを省みるための大切な刺激になりました。