代数と幾何 -数と図形のマジック!- (科学キャラクター図鑑)

  • 玉川大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784472059315

作品紹介・あらすじ

わたしたちのまわりには、数学がいっぱいある。宝物を数えたり、ケーキを切り分けたり、ひまわりの優美ならせんや、ミツバチの巣…バクテリアの増殖だって数列が関係しているのだ。でも、この世界で何がおころうとも、2たす1は必ず3。そう、数字はいつだって安泰。ギリシャ人のピタゴラスは難しい問題を考えるのが好きで、数や図形に関してたくさんの発見をした。有名なのは三角形の「ピタゴラスの定理」だね。一方、代数は、わかってない数を、aとかbとかxとかを使って方程式をつくり、いうなれば犯人捜しの探偵のように答えを見つけ出す。数学は、数えたりビジネスなど実生活に役立つだけじゃない。たとえ人々が使う言葉がちがっていても、数学の考え方では通じ合える。きっと宇宙人とだって。さあ、数学世界を見にいこう。

感想・レビュー・書評

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  • 2019年3月17日

    <Algebra & Geometry>
      
    装丁/中浜小織(annes studio)

  • 数学よりはレベルがあがる。ごく普通にsinも虚数も平面充填が書かれているのは驚くが、これが興味を持つきっかけになれば、それはそれでこの本の成功じゃないだろうか。

  • 難しそう、と子供たちに敬遠されがちな数学の概念をとっつきやすくキャラクターにする、という発想はいいと思うんだけど、肝心のキャラクターがあまり可愛くないのが残念。

  • 科学キャラクター図鑑の現時点での最終巻である。ここまで来ると惰性で買ってしまっている。内容もキャラクター図鑑の数学とかぶるところがあり、絵本としてはいいとしても、新たな知識を得る上では特に有用ではなかった。一つだけ有用だったこととしてはGoogolという言葉が10の100乗という意味があるということを知ったぐらいである。

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著者プロフィール

素粒子物理学を専攻し、その該博な専門知識を存分に生かして、科学読物を手がけるフリーランサー。『101種の動物の描き方』『101種の怪物の描き方』『101種の滑稽な人物の描き方』など多数の児童書を執筆。専門書には、『素粒子物理学の講義』のほか、「素粒子検出器の物理学」「ハドロン加速器に関する高度な素粒子物理学」の2論文が、〈素粒子物理学・原子核物理学・宇宙論に関するケンブリッジ・モノグラフ〉シリーズに掲載されている。

「2013年 『海の世界 命のみなもと!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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