テクノロジー ―つくるチカラ!― (科学キャラクター図鑑)

著者 : ダン・グリーン 片神貴子

• 玉川大学出版部 (2013年5月28日発売)

作品紹介・あらすじ

未来に目を向けるテクノロジーは、もっと便利な材質や、優れて効率のいい機械を、科学を使ってつくる。マイクロチップ「僕は小道具の世界のボス。あらゆる電子装置の中心にいる」。原子力発電「ぼくは危ないから、気をつけろよ」。

感想・レビュー・書評

[rshinonさんの感想 · 2020年10月28日]

概念をキャラクターで表現しているので、わかりやすく理解しやすい。

[猫武炸成さんの感想 · 2019年11月20日]

＜Technology＞
　　
装丁/中浜小織(annes studio)

[miyaさんの感想 · 2013年9月24日]

ネジから原発・ロケットまで、たしかに人間が発明したテクノロジーだ。

[yama219さんの感想 · 2013年5月31日]

このシリーズは今まで自然科学の現象についてキャラクター化した絵本だったが、この本は工学的な観点からキャラクター化された本であり、車軸とその応用技術であるカム、歯車やネジやバネという基本的な部品から、紙やコンクリート、セラミックといった材料、3次元プリンタや、小惑星探査機のはやぶさで使われていたイオンエンジンといった今日的なテクノロジーについても解説されており、なかなか参考になった。 最後は原子力発電所でしめられているのが少し印象的だった。

著者プロフィール

素粒子物理学を専攻し、その該博な専門知識を存分に生かして、科学読物を手がけるフリーランサー。『101種の動物の描き方』『101種の怪物の描き方』『101種の滑稽な人物の描き方』など多数の児童書を執筆。専門書には、『素粒子物理学の講義』のほか、「素粒子検出器の物理学」「ハドロン加速器に関する高度な素粒子物理学」の2論文が、〈素粒子物理学・原子核物理学・宇宙論に関するケンブリッジ・モノグラフ〉シリーズに掲載されている。

「2013年 『海の世界 命のみなもと！』 で使われていた紹介文から引用しています。」