ともだち

著者 :
  • 玉川大学出版部
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本棚登録 : 993
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784472402784

作品紹介・あらすじ

ともだちってかぜがうつってもへいきだっていってくれるひと。だれだってひとりぼっちではいきてゆけない。ともだちってすばらしい。

感想・レビュー・書評

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  • 「ともだちって」「ひとりでは」という項目に、いくつかの一言が書かれている。
    ともだちって?という問いに、読んだ人たちが「自分にはこうだな」と考えたり、「こんなことがあったら友達はどんな気持ちになるかな」と考えて人が嫌がることはしないようにしようって考えを進めていったり。
    最初は身近な子どもたちの友達の例ですが、最後は飢餓の国の子どもたちのことも「あったことがなくても」その子のことを考えて、その子を助けたいと思い、そんな子が出ない未来にしたいと思ったらそれは友達だよ、ってなっています。


    ===
    ともだちって 
     ともだちって みんながいっちゃったあとも まっててくれるひと
     
    ともだちなら
     ともだちなら いやがることを するのは よそう

    ひとりでは
     ひとりでは もてないおもいものも ふたりでなら もてる

    どんなきもちかな
     しっぱいを わらわれたら どんなきもちかな

    けんか
     じぶんの いいたいことは はっきり いおう。あいての いうことは よくきこう

    ともだちはともだち
     ことばが つうじなくても ともだちはともだち

    あったことがなくても
     このこのために なにを してあげたら いいだろう。あったことが なくても このこは ともだち

    だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない。
    ともだちって すばらしい

    ともだちと てをつなく
    ともだちと けんかする
    ともだちも おんなじ きもちかな

  • 「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」

  • ちびちゃんが先日、お友達とケンカになった。
    なんと蹴りまで入れたと学校から電話がある。
    ということで、最近、あちこちで見かけたこの本を開いてみた。
    ちびちゃんも読んで考えてほしい。

    簡潔な一行にいろいろな想いが駆け巡る。
    誕生日覚えてなくてもよいような、いや待て、人間関係を円滑にするには必要だぞ。
    お見舞い、行かない方が。。相手は病気だし。。。でも励ましの心は持っているべきだよね。
    親や先生に言いつけないって、事と場合によるでしょー、いや、でもペラペラ言うようなのはちょっとね。
    なんて、後で思い返しては自分に問う。
    「ともだち」ってなんだろう。

    「ともだちも おんなじ きもちかな」

    これわかる!わかる!
    とくにこれ。
    なんでもかんでも先生に言いつけるってやつー!
    S11

  • これみんな道徳で読んだらいいんじゃないかな。子どもでも大人でも真理は同じ。
    ちょっと、正直、最後のリアルな写真(体が不自由な子、貧しい子)、急にともだちって言われてもって思ったけれども。(意図はわかるけど、飛躍してる感があったかな、、)

  • プレゼントにいいかも

  • 私には綺麗ごとというか、少々お説教臭く感じられてしまったのだけど、子どもたちにはすんなり入ってくるのかな。反応が気になるところ。

  • 2023年12月6日(水)朝学
    6年B組
    友だちについて、考えてみてほしいなぁと選書しました。
    (ちょっとおはなし会にはそぐわないなと思ったページがあり、そこは飛ばさせていただきました)
    自分だったら、「『ともだち』って、○○なひと」って、どんな言葉が入るか考えてみるのもいいですね。
    後半の写真のページが、ぐっときます。
    (読み手:C)

  • 5歳4ヶ月
    友達とは?を考えさせられる本。今は保育園で一緒の子と園内で遊ぶ程度の関係。これなら成長していくとより深みがわかるかなぁ?

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00154807

    【講座「多文化・コミュニケーション保育演習」関連】

  • 大人になってから読むと、じんとくるフレーズの数々。なにげない行動の一つひとつが、友達としての愛なんだろうなあ。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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