大学への進学 選抜と接続 (リーディングス 日本の高等教育 第1巻)

著者 :
制作 : 中村 高康 
  • 玉川大学出版部
4.67
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784472404108

作品紹介・あらすじ

戦後日本の高等教育進学率の上昇は高等教育の拡大、大衆化をもたらした。その要因は何だったのだろうか。高等教育の拡大は教育機会の平等化を意味するのか。入試制度や受験競争の功罪、所得格差と高等教育機会の選択、選抜の原理、高大接続の本質に迫った論考を集成し、その解題と解説を付す。大学への入り口の問題を究明。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4725円購入2010-11-08

  • 日本の高等教育進学、特に大学進学に関する社会学研究の近年の主要論文を収録。トロウの発展段階モデルや受験のポストモダン化など、興味惹かれる内容で大変面白かった。現代の学生としても、大学進学に対する過去の分析は同意できるものが多かった一方で、現在の知見も知りたいと思った。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00174689

  • この巻には基本的なよむべき論文も多く収録されている。
    1-1は有名なM.トロウのあの表が掲載されている「高等教育体制の段階移行論」がある。

    以下も後日読むべき論文。
    1-2「エリートからマス」へ:入試対策
    3-2「研究の動機と概要」:初中関係

  • 私の高校時代の成績でよっく、大学に合格できたな。高校時代の成績なんてトータルCのようなもんだったんだから、とても大学合格じゃないよ。
    感謝感激雨霰です。
    だから、大学には感謝をこめて寄付する。
    今でもお世話になっているし。大学が今みたいに全入のような時代じゃなくて、弾劾ジュニア世代だから厳しい時代だったんだ。
    浪人時代とかが一番生涯で勉強したかもしれないな。あの時代があるから、今の自分があるのかもしれない。たくさん本を読みたいな、勉強したいな、本当の学問に触れたいな、って思ってた。
    大学受験は経験した方が良い通過点だ。お受験なんかでストレートにいけるような連中は弱い。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

東京大学大学院教育学研究科教授

「2021年 『少子高齢社会の階層構造1 人生初期の階層構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村高康の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×