- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473000484
感想・レビュー・書評
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利休百首は、千利休が和歌の形を借りて茶道の精神・心得などを分りやすく三十一文字にまとめて集めたものである。
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繰り返し読まないとだな。
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松村栄子「ひよっこ茶人、茶会へまいる」つながり。のちに、利休百首ハンドブック、として、新装。
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茶道の心得はないけれど、お茶の本は結構好きです。この本はずっと気になっていて、昨年末に入手してから、特にいつ読了ということも目指さず、ぱらぱらめくっています。見開き右ページにお茶の心得を和歌の形で記した「利休百首」を、1首ずつ草書で+左ページにその解説という、シンプルな構成です。お点前にかかわりのある歌は、お茶の作法を知らないとちょっとわかりにくいところもあるものの、和歌の凝った技巧は使っていないので、まるっきり意味不明ということはないと思います。「暁は数寄屋のうちも行燈に 夜会などには短檠を置け」などは、茶会のあかりを置く時間と種類をそのまま言ってるだけなのに、雰囲気もあっていいです(お茶やってる人にとび蹴りくらうな:笑)。お稽古に対する一般的な心得も記されており、「はぢをすて人に物問ひ習うべし…」といった歌にはなんだか、耳が痛くて苦笑してしまうことも。そうだよな、私、人になかなか聞けなくて、周りを手こずらせたんだよな…とか。手のひらサイズで、ビニールのソフトカバー装+結構ページがありながら、このリーズナブルさ。「なんでこんなに安いの?」とちょっとヒトに聞いてみると、「淡交社やろ?千家系の出版社やから、お茶の教科書的なものは安いで」という素晴らしい答えで驚く(笑)。紙のカバーを外して、かばんにポンっと入れっぱなしで、ときどきぱらぱらめくると、いつもと違う時間の流れを味わえる、そんな本です…邪道かもしれませんが。
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筆文字は難しい
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俳句と茶道がいっぺんに
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茶の道の心得を詠んだ定数歌。お茶だけでなく、人としての道の参考にも是非!井口海仙先生の注があるので古典初心者でも読めます^^