鈴の音が聞こえる: 猫の古典文学誌

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473017956

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  • 目次:プロローグ, 第一章 「猫」という文字はいつごろから使われたか, 第二章 王朝貴族に愛された猫たち ね・こらむ①和歌のなかの猫, 第三章 ねこまた出現, 第四章 金沢文庫の猫, 第五章 猫を愛した禅僧たち ね・こらむ②犬に噛まれた猫, 第六章 新訳 猫の草子, 第七章 猫神由来 ね・こらむ③猫の島, 第八章 江戸お猫さまの生活, 第九章 描かれた猫たち, エピローグ…他

  • 古典に出てくる猫の文献を検証。

  • 表紙の猫叉風にゃんこがカワユッス

  • サブタイトルに「文学誌」とあるように、これは日本で「書かれたネコ」を集めた本です。
    また、日本に影響をあたえた中国の古い文献についても言及しています。
    「猫の文化史」ともいえる内容です。
    「描かれたネコ」も多数収録されており、どのような目でネコを見ていたのかを知ることができます。
    ちなみに表紙のネコは歌川国芳「鼠よけの猫」の一部分です。

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著者プロフィール

国文学者。池坊短期大学国文科専任講師、梅花女子大学文学部助教授、京都精華大学人文学部助教授などを経て、2005 年より甲南大学文学部教授。専門は鎌倉時代から南北朝時代の説話や仏教文学の研究。近著に『中世幻妖 近代人が憧れた時代』。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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