神になった人びと

著者 :
  • 淡交社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473018373

作品紹介・あらすじ

現代の日本人には仏教思想が浸透していて、人は死ぬと「ホトケ」になると思っている。しかし、日本には、古来、人を神に祀り上げる習俗があった。その思想とメカニズムを解明する。「崇拝」「怨霊」「権力」「民衆」をキーワードに、藤原鎌足、源満仲、安倍晴明などを取り上げ、日本人の「神」観念を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 神社創建の裏には、やはり歴史のミステリーや知られざる物語があるのだなと教えてくれる一冊。

    談山神社をめぐる「藤原鎌足の墓所は多武峯か、阿武山古墳か?」の謎だとか、日光東照宮をめぐり「家康の遺骸は日光か?久能山か?」の論争だとか、すごい興味をひかれた。

  • 一寸論文的なものであったかな。
    もう少し逸話みたいなのがあったら読み易かったかもしれません。

  • 帯表
    人はいかにして神になるのか!
    -日本人の「たましい」観を探る

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著者プロフィール

国際日本文化研究センター教授、同副所長

「2011年 『【対話】異形 生命の教養学Ⅶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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