ねこじたなのにお茶がすき

著者 :
  • 淡交社
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本棚登録 : 119
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473036490

作品紹介・あらすじ

きものだってせいざだってばっちりさ。よく「おぎょうぎいいね」ってほめられるんだ。でも、あつすぎるお茶はちょっとにがて…。だって、ねこじたなんだもの。今江祥智&ささめやゆき、はじめての共作でおくる、ちょっとふしぎな「茶の湯」がテーマの物語。お茶はむずかしい?子どもにはまだ早い?いえいえ大丈夫、だって、ねこたちも好きなんですから。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の絵につられて手に取りました。語り口調がおもしろいですが、年中や小1の子供たちはタイトルが一番笑っていました(^^;

  • なんだかとてもいい。
    子どもたちがお茶に親しんで日本古来の大切なものを受け継いでいってくれたらいいな〜

  • 淡交社発行の絵本。茶の湯を中心に、日本の伝統文化を伝える本を多く作っている発行所だそうです。普通に面白かった。

  • 2012年12月5日

    装丁協力/ben graphique inc.

  • ゆるいゆるいお話にささめやゆきさんの絵がピッタリ。
    ここで猫舌なのは、人ではなく猫さんです。
    じいさまと、お行儀よくお茶をたしなむ猫さんたち。
    まさかまさかとやってきた人も加わり、
    お茶席が催されます。
    のどかだなぁ。

  • ゆるゆる〜と、ほぐれてく感じがします。

  • 今江祥智&ささめやゆき、絵本界の巨匠たちがおくる、ちょっとふしぎな「茶の湯」がテーマの物語。美しい和の色合いのイラストと、粋な語り口調がおしゃれです。日本の素敵な文化が詰まった絵本。

  • 猫舌のねこのためにお茶をさましてあげるじいさま、感謝の証としてじいさまがなくした茶道具を探してくれる猫たち。
    微笑ましいシーンが満載です。
    茶道の本質が気遣いと感謝の心であるなら、これほど適した絵本はないと思います。
    細かい作法や決まり事も大事ですが、こうした心の触れ合いが茶の湯の魅力だなと改めて感じられた一冊です。

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。『海の日曜日』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞と児童福祉文化賞、『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、『兄貴』で野間児童文芸賞、『ぼんぼん』三部作で路傍の石文学賞を受賞(いずれも理論社)、他に『子どもの本・持札公開』(みすず書房)、『まんじゅうざむらい』(解放出版社)、など多数。絵本では、『でんでんだいこいのち』(片山健・絵/童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(長谷川義史・絵/BL出版)で日本絵本賞を受賞。他に『なんででんねん天満はん—天神祭』(童心社)、『龍』『いつだって長さんがいて…』 (いずれもBL出版)、など多数。

「2007年 『ひげがあろうが なかろうが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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