礼装・盛装・茶席のきもの―きもの しきたりと着こなし

著者 :
  • 淡交社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473036759

感想・レビュー・書評

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  • 薄くて写真も多いが、きちんとした印象の1冊。

    お茶を習いつつ、自分では着物が着られず、お稽古やお茶会に着物を着ていったこともない自分・・・。
    茶道を長く続けるならば、いつまでもそういうわけもいかないだろうなぁ、と思いつつ借りてみた本。

    著者は染色研究家・随筆家。
    着物の種類や着こなし、色あわせなど、様々勉強になりました。著者が「着物のある暮らし」を大切に思いつつ、とはいえ昨今の生活スタイルと照らし合わせて譲れるところは譲りましょう、という姿勢で書かれた随筆には、頭が下がるし好感が持てる。

    よい本とは思う。自分である程度着られる人が1冊手元に持っていてもよい本かもしれない。が、初心者が最初の一歩を「よいしょ」と踏み出す一助とするにはちと重かった(^^;)。

    *一つ紋の色無地が重宝、という話が出てきた。関東では婚家の紋、関西では母方の女紋を使うことが多いそうだが、どちらかというと関東生まれ、婚家はあちこち転々としていて、自分は今関西暮らし、となると、いったいどこの何に従えばいいんだか。その前に、そもそも婚家の紋も知らないや・・・(^^;)。

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著者プロフィール

 1950年、石川県生まれ。ソニー商事、脳力開発研究所を経て、1991年HUMAX(株式会社ヒューマックス)を設立。国際コミュニオン学会会員。エニアグラム・ファシリテーター。
 脳力開発の集大成から人間の本質の探究を進め、エニアグラムを中心に心理学的手法、大脳生理学の理論を取り入れた研修・ワークショップを開発。大手企業のリーダー研修をはじめ、人材開発や自己開発にも取り入れられる。最近では、中小企業でもワークショップが行われるようになり、一人ひとりの個性を尊重した経営に活かされ始めている。
 著書に『9つの動機』(総合法令出版)、共著に『心と脳を強くするメンタル・トレーニング』(PHP研究所)、『問題解決のための「質問力」』(オーエス出版)、訳本に『スタンフォード式エニアグラム診断と解説』(亀田ブックサービス)など。

 ホームページ http://www.humax-j.com

「2018年 『ビジネス エニアグラム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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