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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473037923
感想・レビュー・書評
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あのころ、行きつけの屋上があった。
小学生のころ、新しくできた駅ビルの屋上は、友だちとワイワイ、うきうきする場所だった。でも、数年でだんだんに古びて寂れていって、それからのほうがよく行った。電車通学していた高校生のころ、毎日通った駅前のビルの屋上では、駅に出入りする人や車を眺めた。
最近は車を停める目的くらいでしか屋上に行かないし、屋上駐車場は晴れても雨でも面倒だから敬遠しているくらい。あ、でもこの間、初めて行ったバッティングセンターが屋上にあった。
あー、そうそう。前に住んでいたのが最上階の部屋で、夏の暑さがハンパなかった。それで大家さんに手紙で屋上緑化を提案したんだった。何の返事もこなかったけど。居間が北側で冬は暗くて寒かったけど、駅近でいい部屋だった。そしてもう最上階は選ばない。
これは、図書館で借りた本。詳細をみるコメント0件をすべて表示