藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館

  • 淡交社 (2015年11月16日発売)
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  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473040497

作品紹介

〈感じるお宝、見どころだらけ〉

開館、明治5年(1872)。収蔵品総数、11万件以上。わが国最古の博物館として、質・量ともに日本一を誇る「トーハク」こと東京国立博物館。本書では建築家の藤森照信氏と画家の山口晃氏を案内役に、「美術」「建築」の二本柱から、トーハクの魅力を徹底解剖します。膨大な収蔵品からお気に入りの展示品を独自の視点で選ぶ「勝手にトーハクセレクション」、茶室での特別見学体験、展示や保存修復の舞台裏から果ては館長室まで普段入れないところに潜入し、トーハクの魅力を徹底案内します。

藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館の感想・レビュー・書評

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  • 建築家・藤森照信センセイと山口晃画伯による東京国立博物館探検記。
    写真と文章、それに山口画伯のイラストで、トーハクの魅力をぐぐぐっと伝えてくれる1冊です。

    トーハク、行ったことはあるけれど、こんなに見どころがあったとは!
    企画展示を見るだけでへとへとで、それ以外をじっくり見たことがなかったのが悔やまれます。
    5つも茶室があることも知らなかったし、建物ひとつひとつも意識して見たら面白そう。
    次に行ったときには、一流建築家たちが国の威信をかけて築いた建物を堪能したいと思います。
    特に本館ラウンジの美しいモザイク壁は絶対に見たい!

    お二人のお茶目さが散りばめられているところも本書の魅力。
    『日本建築集中講義』も読んでみよっと。

  • 大好きな二人が大好きな建物に。表慶館だけはまだ入れてないのでいつかは。

  • 藤森先生と山口画伯のコンビは「日本建築集中講座」に続き、2冊目をフォローしている方の本棚に見付け、本屋へ。

    前作より薄いし、画伯のポップイラストは使いまわしが多いし、先生の放言や好き勝手は影を潜め、画伯の小さなグチも聞こえてこない。笑いが少ないんだな。でも、まあこれでイイかな。
    何しろお二人がニコニコしているのがわかる。特に藤森先生の家形埴輪を見るときのうれしそうな顔。
    筑摩のプレーリー文庫では縄文土器を旧石器時代にこんな芸術造形が見られるのは、世界にも例がないと褒めていたんだから、そっちも取り上げて欲しかったかな。

    カラーで写真も多い。画伯の絵解きは妹尾河童さんのような俯瞰も交え、判り易くて臨場感がある。
    本館の帝冠様式は、昔は違和感あったけど、こうしてみるといいもんだナ。またゆっくり上野の山に行ってみたいなあ。

  • 烏兎の庭 第五部 雑評 5.29.16
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/tnm.html

  •  日本最古の博物館である東京国立博物館を建築家の藤森照信と絵師の山口晃が博物館の「魅力を徹底解剖」とあるように、いろいろな姿が見られるのが今回の本だ。

     美術編、建築編、舞台裏編の3点から東京国立博物館を紹介している。美術編で気になったのは、家形埴輪で、「世界の美術史を見渡しても、こんなに古く、家屋を模したものが立体的に造られたことはない」という感想を藤森が述べている。よく今の時代まで残っているなあと思った。

     建築編では、「日本の伝統を表した実験場、東博」というように、初代本館は、なぜかイスラム様式で、表慶館はフランス式で、関東大震災後に建てられた二代目の本館は、和洋折衷といった具合にいろいろな形式を織り交ぜている。

     舞台裏では、まずお目にかかることのない博物館の裏側を垣間見ることが出来る。

     上野で何か展示があるときについでに寄ってみたくなったなあ。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784473040497

  • あの建築探偵藤森先生とあの稀代の絵師山口画伯による「トーハク」こと東京国立博物館のレポート&ガイドとくれば面白くない筈はない、と購入しました。
    内容は、博物館本体や茶室といった建物や、建物絡みの収蔵品―茶室とセットで寄付された茶道具や家型埴輪など―の紹介が中心です。学芸員ほか東博を支える裏方の皆様のお姿にもしっかり言及されています。
    数々の名品を収蔵する東博はどこか畏れ多い場所ではありますが、先生と画伯の細やかで鋭い観察力を発揮しつつどこか緩やかでとぼけた語り口の効果で、終始肩肘張らずに読むことができました。
    最も印象に残ったのは、茶室「転合庵」のレポートでの「(茶室の)点前座はコックピット」という画伯の発言です。大名茶人・小堀遠州が建てたこの茶室は身分の高いお客を迎え入れることを前提に茶人とお客の空間に隔てを設けていますが、その一方で茶人は点前座に座ることにより、
    「この茶室を操縦して仕切るのはこの自分である」
    といった感覚を有することが許されるという観点は面白いと感じました。

  • おお、コンビ復活! 楽しんで読んだけど、「日本建築集中講義」と比べれば、ボリュームも違うし、全体に薄味な感じであった。藤森先生の「言いたい放題芸」も心なしか控えめ。「日本建築~」の続篇的なのをまたやってくれないかしらん。

    東京国立博物館は二回ほどしか行ったことがないが、「建物も中味も京都の勝ち!」という印象だった。ただ、京都国立博物館も改装されてピカピカとこぎれいになり、ヒネクレ者としては残念。

  • トーハクの名で親しまれる東京国立博物館の魅力を、建築家・建築史家の藤森照信と画家の山口晃が紹介している一冊だ。
    このふたりのコンビ、『日本建築集中講義』ぶりだけれど、相変わらず緩くてゴーイングマイウェイな力の抜けた感じがいい。
    収蔵品はもちろん、特徴あるそれぞれの建築についても語られていて、改めて博物館訪問をしたくなった。

  • お二人の『日本建築集中講義』の番外編といった趣がある。
    そういえば、本館入口の大階段で”グリコ”をやって遊んだことがあったなぁ(^^ゞ

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