- 淡交社 (2020年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784473044075
作品紹介・あらすじ
【東洋経済オンラインで累計1400PV突破】
話題の”超訳”古典エッセイが書籍化!
〈イタリア出身の著者がおくる、新しい古典文学の楽しみ方〉
〈小野小町の本当の姿は?『竹取物語』に隠された意図とは?〉
イタリア出身、かつ日本に10年以上暮らす文学オタクの著者が、
働く現代女性の視点から日本の古典文学を読みとくエッセイ。
1000年前、経済的に自立できなかった日本の女性たちは文字通り「命がけ」で恋をして、
その経験を日記や物語として書き遺しました。
彼女たちの恋愛は情熱的であり戦略的。
『枕草子』『和泉式部日記』『竹取物語』など、
誰もが一度は教科書で習った有名古典作品を
「個性的な女性たちが、恋に、出世に奮闘する平安オムニバス」として読みなおします。
みんなの感想まとめ
日本の古典文学を新たな視点で楽しむことができるエッセイで、特に平安時代の女性たちの恋愛や生活に焦点を当てています。著者はイタリア出身で、日本文化に深い理解を持ち、独自の解釈を交えながら古典作品を紹介し...
感想・レビュー・書評
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無性に古典が読みたくなった。
ここまで日本の古典中毒になってくれて、
古典を中高の授業止まりにし、読み物として敬遠しがちな日本人代表として感謝したい!
そして、著者の知識と情熱に圧倒された。
現代とはかけ離れた昔々の常識や価値観、言葉遣い。
イタリアの子供達もダンテの『新曲』で苦しみを味わうのね。
古い歴史を持つ国ならではの共通点のようで、嬉しい。
巻末の「イザベラの古典入門ブックリスト」も◎! -
とにかく面白い!最終章を読みながら、ベアトリーチェが平安女子だったらと想像したら面白すぎた。「伊勢物語」を改めて読みたくなるし「蜻蛉日記」はこんな本だったのかと驚かされる。「とはずがたり」がブルガリアでベストセラーになっていることに驚いた。
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イタリア人が語る、平安女子の恋愛あれやこれや。
海外の人から見た日本の古典はどういうものか、という興味から手に取った。新しい発見もあるかもしれないが、今までの説を丁寧に説明している印象。語り口は軽妙で気楽に読める。時々海外の民話や小説を引き合いに出してくれるので、世界共通の心情というのも感じられる。ボヴァリー夫人と菅原孝標娘の比較が面白かった。 -
古典を身近に感じる。
本文が、とてもイタリア人が書いているとは思えないほど分かりやすいことに驚き。
イタリア人と日本人、ほとんど真逆の恋愛感だからこそ、作者は興味を持ったのかなぁ。
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全日本人必読。
ただし内容についてはあちこちの書評で語られ尽くしているし、web連載も続いているので言及しない。
そんなことより、古代ローマから俵万智まで。万葉集からダンテ、アガサ・クリスティまで。これが世界レベルの教養かと驚かされた。
やはり、「楽しんで学ぶ」に如くはない。詰め込みで社畜を養成し、あげくその半数をみすみす社会的に捨てているようでは、千年かかっても太刀打ちできないだろう。
「何でもアモーレで片づけるイタリア。それにひきかえ、日本の情緒の豊かなこと…!」みたいな袖の惹句だが、文脈を辿ると受ける印象はだいぶ異なる。これぞ切り取りマジックというやつで、こういう切り取りを・こういう効果を狙ってやらかすあたり、本当にこの国は終わっていると思った。
2020/8/27読了 -
紫式部、清少納言をはじめとした作家たちが築いた平安文学の主たる作品を、超訳を交えて解説してくれる作品
平易な言葉遣いで分かりやすく、古文学を読み聞かせてくれるような口語体の随筆って世にたくさんありますが、やっぱりどれを読んでも面白いものです
清少納言を清姐さん、菅原孝標女をサラちゃん、と親しみを込めてあだ名呼びするのもにっこり+納得なのですが、藤原道綱の母がみっちゃんなのはやや面食らいました(別のキャラを連想するし)
ひそかに個人的推しの後深草院二条『とはずがたり』が、その文献が発見されるに至った経緯まで取り上げられていたのも嬉しいところ
小野小町は(高慢な美女)というイメージが何とはなしに付いているけど、現存する和歌から、ほとんど実態の知れない彼女をプロファイリングする語り口も新鮮です
ところでこの著者さんはイタリアの方なのですが、イタリアではすべての子供が小中校から高校にかけて、ダンテの『新曲』を読まなければならないという談話があって怖すぎました それをネタにしてるのも凄い -
すごく面白い。面白すぎて何回も吹き出した。
昔から古典文学は好きだったけれど、この本では、その古典文学がより身近に、親近感を感じられる。時代違えど、同じ女だもの、と本気で感じる。一緒に妄想の渦に巻き込まれてしまっている。
カフェかバールで、古典文学の面白さを、すごい勢いで語られて、その勢いと話の面白さで爆笑してる自分が想像できる。
そんな本。 -
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古典ってこんな身近。
更科日記と蜻蛉日記は高校のとき好きだった気がする。でもちゃんと読んでない。
和泉式部日記も枕草子も源氏物語もちゃんと読もうと思わせてくれた本。
凄いな。イザベラさん。
そして日本文化に興味をもってもらえて嬉しいのは何故なんだらう。 -
「例の、君の」など、にくまる。
にくまる。
にくまる!なんかおいしそう -
2025.3.19市立図書館
前々から名前やタイトルはなんとなく気になって図書館の予約かごに入れてはいたが、先日読んだ「日本語教師、外国人に日本語を学ぶ (小学館新書 487)」に著者が登場なさっていて、これはやっぱり読まなければと予約でとりよせた(その2)。
「東洋経済オンライン」に2015年7月から連載していたコラム「日本人が知らない古典の読み方」の一部の内容を加筆修正(公開分と書き下ろし半々ぐらいらしい)して本にまとまったもの。
俎上に上がったのは、和泉式部「和泉式部日記」、菅原孝標女「更級日記」、小野小町「古今和歌集」、清少納言「枕草子」、藤原道綱母「蜻蛉日記」、「伊勢物語」の女たち、二条「とはずがたり」、紫式部「紫式部日記」、「竹取物語」のかぐや姫で、最後のまとめに代えてイタリア出身の著者ならではのダンテ「新生」vs平安女子、イタリアの学校で念入りに刷り込まれる古典ダンテの”一方的に女性を理想化した妄想炸裂の物語”と比べると日本の平安女子の作品は教養ある秀才揃いの息づかいが伝わる筆で今も昔も変わらない感情が伝わってくると古典の魅力をまとめている。
日本の半端な本好きよりよほどしっかり多様な古典を読み込みほれこんでいて、「蜻蛉日記」が源氏の六条御息所の下敷きになっているのではないか、という話や20世紀になって発見された「とはずがたり」の話など、新鮮な発見も少なくなく、終始おもしろく読んだ。 -
恋をしていた。と言うが、現代の価値観と平安時代の価値観は全く違かったのだろうなと想像すると、恋をするにも必ず死ぬと書いて必死にというのはまさにその通りだったんじゃないかなぁと。
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受験生必読とかいうような感じではなく、大人の一般教養本というような一冊。
なるほどなぁと思うような見方もあり、これは多分、研究書の積み重ねゆえだな。たとえば、「芥河」の天候と「露」の指摘などは笑えてしまう。
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コラムみたいな、日本の古典作文学レビュー集。
今まで、伊勢物語は、訳を読んでも面白いと思えず読み通したことがなかったが、この解説はおもしろい。
イタリアの子どもたちは、学校でダンテを叩き込まれて育つらしい。へえーーーーそっかぁ。
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敷居の高い古文を今の現代社会に当てはめた本。今と変わらないような恋愛もあり面白かった
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平安時代と江戸時代の日本が一番好きだな
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イザベラ超訳がキュートでよい。
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古典作品を著者が超訳して引用し、それに共感したりツッコミを入れていく本。タイトルの雰囲気の通り、この手の本にしてはとても読みやすい。平安時代というと遠い世界のようなイメージだけど、この本を読めば現代人と何も変わらない身近な存在に思える。
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著者プロフィール
イザベラ・ディオニシオの作品
