「侘数寄」から「わびとさび」へ 茶の湯の不思議な〝チカラ〟

  • 淡交社 (2024年3月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784473045836

作品紹介・あらすじ

〈茶の湯を通して感じる、目には見えない「チカラ」の源〉
〈茶の湯に関わる語句をひもといて探る、茶の湯の基本理念〉
時代は変わっても、茶の湯には不思議なチカラがあり、困難に直面した人を勇気づけ、茶の湯を学ぶ人に生きがいを与えたりしています。では、そのチカラの根源はどこにあるのでしょうか。本書では、茶の湯のあり方や理念に関わる語句をひもときながら、その意味を検討していきます。茶の湯に対する考え方をわかりやすく説明するよう心がけるとともに、茶の湯を客観的に捉え、できる限り論拠を示しながら、必要に応じて著者の60年にわたる茶の湯との付き合いの中で得た経験を交えて語ります。

みんなの感想まとめ

茶の湯の持つ深い力の源を探求する本書は、著者の豊富な経験と学識を背景に、茶の湯の基本理念や文化的な要素をわかりやすく解説しています。各章は短くまとめられており、学生や初心者でも読みやすい構成が魅力です...

感想・レビュー・書評

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  • 連載をまとめた本なので、項目ごとに短くまとまっていて読みやすい。学生時代からお茶に親しんでいて同時に学者である著者が、茶の湯の持つチカラの根源を探るもの。
    まずは芸術論から。続いて茶の湯の根ざす日本文化の特徴。茶の湯の成立要件と要素。谷川徹三の三角錐モデルとは別に遊興、審美、社交、求道、儀礼の円内接五角形モデル。侘数寄とわびさびの検討。常、茶禅一味、和漢の境、一座建立、一期一会、不易流行、和敬清寂といった茶の湯でいつしか当たり前のように使われている概念がどう発生したか文献を辿ったり。
    茶の湯を学術的に捉えた時に理解しておくべきこと、知っておくべきことを読みやすく網羅しているように思う。

  • 投票フォーム【芸術・語学・文学】No.7

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著者プロフィール

野村美術館館長。芸術学博士。
専門は茶の湯文化学。
〔主な著書〕
『茶会記の風景』(河原書店、1995年)、
『近代数寄者の茶会記』(淡交社、2019年)、『茶人たちの日本文化史』(講談社、2007年)、『茶湯古典叢書四 金森宗和茶書』(校訂、思文閣出版、1997年)

「2021年 『現代語訳 不白筆記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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