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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784473045911
作品紹介・あらすじ
〈日本の王朝文化を支えた「有職故実」――その全体像をあらわす一冊!〉
〈これは保存版! 貴族の暮らしを大解剖する「大人の国語便覧」が誕生〉
『源氏物語』などに象徴される日本の王朝文化や貴族の生活をクローズアップ! 公家社会の約束事である【有職故実】を、「衣」「食」「住」および「文化」の各部で紹介します。生活様式をはじめ、年中行事や色彩感覚、教養や遊戯、政治法令、仏教・陰陽道のような思想観念まで、300を超える多彩な項目で当時の世界観を再現。500点以上のカラー図版が麗しい、「一歩先の知識」がつまった必携ビジュアルブックです。
みんなの感想まとめ
日本の王朝文化や貴族の生活を深く理解するための一冊で、衣、食、住、文化の各側面から「有職故実」を詳しく紹介しています。奈良時代から明治時代までの衣服の変遷や、貴族の装束、食文化に関する豊富な情報が、3...
感想・レビュー・書評
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衣、食、住、文化、に分けて有職故実を紹介。衣服などは奈良、平安前期、平安、明治など順を追って紹介されているものもあり、衣服が変化していったのが分かる。
男性の装束では「束帯闕腋袍(そくたいけってきのほう)」が、大河「光る君へ」で藤原隆家が着ていた衣装と似ていた。顔に緌(おいかけ)とよばれる黒い髭のようなものが両頬にかかる。武官の装束で平安中期頃になると上級武官の仕事は歌舞音曲や儀仗兵のような儀式の彩りが主となったとある。
十二単は貴人に使える女性の女房装束でいわば勤務服。主人格の中宮は女房装束を身に着けなかったとある。で、その中宮の衣服の紹介は無い。
食では「蘇」がおいしそうだ。古代、牛乳は薬として用いられていた。牛乳を煮詰めると順に「酪」、「生蘇」、「熟蘇」、「醍醐」となり醍醐が最上とある。「熟蘇」が「蘇」とよばれ宮中で尊重された。「続日本紀」(712)5月の記事には山城国に乳牛を飼う農家五十戸を定める、とある。典薬寮には「乳牛院」という役所があり、「乳牛戸」を管理していた。
住の部分では、主人の住居とされる「寝殿」 絵図で紹介されているのだが、壁は無く、仕切りは布。夏はいいが冬はどうだったのかな、ドラマを見ていても思うのだが、どうなのだろう。
八條忠基(はちじょうただき)綺陽装束研究所主宰。
2024.4.17初版 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貴族の服、調度品、色、植物、食事、お菓子、建物、お香、写真、絵巻で記載
凄く分かりやすい本です -
平安文学を読むときに役に立ちそう。衣装や室礼がはっきりしないときにこれを見れば良くわかる!国語便覧のように楽しく読めるし、図鑑や辞典がわりになりますね。
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