MIZUMARU’s

安西水丸事務所

• 淡交社 (2024年6月18日発売)

作品紹介・あらすじ

〈安西水丸が集め、愛で、描いた140点の蒐集品。〉
〈蒐集品と、それが描かれたイラストレーションを一対で紹介することにより、新鮮な鑑賞体験を。〉

イラストレーター・安西水丸（1942-2014）が国内外で集めた大量の蒐集品。それらは時に、イラストレーションのモチーフとして描かれました。本書は氏が愛でた蒐集品のなかから、イラストレーションに登場するものを中心に選び取り、紹介する一冊です。幼い頃から目にしていたという青い皿、仲間たちと競うように集めたスノードームなど、集まった約140点の「もの」とその記憶を通して、新しい安西水丸像に迫ります。

感想・レビュー・書評

[c-booksさんの感想 · 2024年12月3日]

みうらじゅん氏のいやげものと紙一重のようなところもあるコレクションなのに、安西水丸氏の手にかかると、見え方、使い方、飾り方、紹介の仕方、そして編集の仕方の違いにより、たちまちオシャレで素敵なコレクションとして我々の目をうっとりさせる（いや、じゅん氏のコレクションも大好きなのだけど）。中でもブルーウィローの数々は、そこに描かれる悲恋の伝説について初めて知ったので、とても興味深かった。また先日、長崎旅行でビビッときて買ってきた古賀人形のヅッキャンキャンが載っていて、これも嬉しかった。

[同志社女子大学 今出川図書館さんの感想 · 2024年10月17日]

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