関西人はなぜ「〇〇電車」というのか 関西鉄道百年史

  • 淡交社 (2024年10月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784473046451

作品紹介・あらすじ

〈元全国紙新聞記者が追う!「◯◯電車」の裏にある、〝五大私鉄〟の壮絶ヒストリー〉
〈鉄道好きタレント鈴川絢子氏・鉄オタ演歌歌手徳永ゆうき氏推薦!〉
阪急電車、阪神電車、京阪電車、南海電車、近鉄電車——「◯◯電車」の愛称で関西の人々から親しまれる〝五大私鉄〟。本書では、互いにしのぎを削り合うことで、関西の文化と経済の発展に寄与した鉄道たちの歴史を紐解きました。元全国紙新聞記者・松本泉氏が、五大私鉄を中心にくり広げられた熾烈な百年対決を、時に硬派な文化論的に、時に面白おかしく描きます。鉄道ファンはもちろん、歴史好きに、関西の文化・エンタメ好きも楽しめる内容。

感想・レビュー・書評

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  • 「関西人はなぜ○○電車というのか」松本泉著|日刊ゲンダイDIGITAL(2024/11/26)
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/363980

    発売前から話題沸騰! 鉄道好きで著名人なあの人も推薦! 『関西人はなぜ「〇〇電車」というのか ―関西鉄道百年史―』がついに発売! | 株式会社 淡交社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000146659.html

    関西人はなぜ 「◯◯電車」というのか ―関西鉄道百年史― | 書籍,一般書,趣味・生活 | 淡交社 本のオンラインショップ
    https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000002047/

  • このインパクトのあるタイトルの考察は
    そんなに深掘りされてなかった〜。

    私鉄王国・関西に関する雑学いろいろ。
    野球ファンなら鉄道と野球の歴史も
    興味深く読めるかも。

    日本初の鉄道ミステリってのを
    教えてもらったのが収穫。
    読んでみたいな。

    本文とは関係ないですが
    ページ上部に描かれている列車のアイコンが
    章ごとに微妙に違っていてカワイイ!
    遊び心が素敵です。

  • 全体的に著者の思い込み調が強い。記述内容も不正確な点があり、本当に元新聞記者が書いた本なのか?のレベル。
    ただ、非常に読みやすく、初心者が「概」をつかむ本としては非常に良い。

  • 2025/08/12

    面白かった!5大私鉄に住んでる人は自分の沿線について知れて面白いからぜひ読んで欲しい。関西は商人の町、お上に逆らってなんぼっていうのがたしかに商業で発達してるもんな〜っておもった。昔に小林一三の博物館みたいなのを見に行ったから百貨店とか宝塚歌劇団のはなしとかしれてよかった。

    p14
    関東は政府の監視も締め付けも厳しいから、我を通すにも限界がある。しかし関西は「お上に盾突いてなんぼ」の世界。

    p31
    住んでるところを尋ねたら、普通は「〇〇市です」とか「△△町です」とか自治体名や地名を答える。しかし、阪急沿線に住んでる人は、最寄りの駅名を答えることがおおい。「私は阪急沿線に住んでいるんですよ」ということを暗に伝えることがステイタスにつながっている。

    p35
    阪急が革靴なら、阪神はさしずめ〝雪駄履き〟

    p36
    その日のタイガースは圧勝なのか、サヨナラ勝ちなのか、完膚なきまでにたたきのめされたのか、試合の状況から乗客の流れを判断し、即座に臨時電車の運行ダイヤを組んで車両を手配する。

  • タイトルの答えは、まえがきに出ていて愛情と親しみがこもった呼称で、「民」の力である民間鉄道が関西の街づくりを進めたから、というのが理由と示される。関西の「民」の鉄道、阪急電車、京阪電車、阪神電車、南海電車、近鉄電車のはじまりからの歴史が書かれる。かなり面白かった。
    京阪に少し興味があり、戦時統制で京阪と阪急が合併、そして戦後、分離のときに京阪の路線だった京都-大阪間の新京阪線が阪急の路線となり、現在の阪急京都線になった、というのは初めて知った。驚き。また奈良では、奈良電鉄買収で近鉄に敗れ近鉄京都線が完成した。京阪ってひょっとしたらもっと大きい企業になっていたかもしれない…ちょっと関西の街の実情やifが想像てきて楽しい。

  • 実に読み応えがあった。「電車」を通して関西の近代・現代史がぎっしり詰まっている。軽いお笑い系のトレビア本かと思って手に取ったが、真面目なものだったし、でも文章は重くなりすぎず、情報量としてはかなりの量だったのに最後まで飽きることなく読むことができた。この手の本は最後の方になると付け足しのような文章に陥りがちなのだが、最後まで勢いが落ちない。著者の松本氏の優れた取材力と文章力なのか、編集が優秀なのか。
    私にとって繰り返し読むタイプの本ではないので★は4つにしたが、出来映えとしては5つ差し上げたい。

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著者プロフィール

1961年、大阪府に生まれる。1986年に毎日新聞社に入社。京都支局、大阪本社社会部、松江支局長、大阪本社事業部長、同運動部長、論説委員を経て、現在は大阪本社社会部部長委員。2013年から同志社大学嘱託講師を務める。社会部記者時代から平和報道に関わり、戦争体験者の証言や太平洋戦争時の市民生活などの取材をつづけてきた。「少国民の夏」「焦土から」「消えた卒業式」など多数の連載企画を手がけたほか、平和や戦争をテーマにしたシンポジウムに参加している。

「2019年 『日本大空爆 米軍戦略爆撃の全貌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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