- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784474069077
作品紹介・あらすじ
自治体事例に基づく住民からのハードクレームへの適切な対応(会話)例を収録。対応のポイント・留意点がつかめるほか、職員のメンタルに配慮した体制作り・効果的な研修方法、暴力行為に発展した場合の緊急対応等まで、幅広く解説
〇近年、増加している一般住民からの対応困難なハードクレーム(不当要求)に対し、自治体職員はどのように対応して行くべきか、自治体の現状に精通した弁護士が法的側面も含め、基本的考え方を解説。
〇自治体で実際に起きている事例に基づき、トラブルや暴力行為に発展させないための適切かつ実践的な対応・応対方法を、12事例で例示。職員が交渉をクロージングするまでのイメージが、具体的やりとりでつかめる。
〇職員を疲弊させないためのメンタルに配慮した体制作りや、ハードクレームに遭遇した時に備えた効果的な職員研修の方法、住民が暴力行為に及んだ際の対応フロー等、多くの具体例を収載。
感想・レビュー・書評
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ハードクレームという考え方がいい。
土下座を脅迫や暴行をともなって強要することは、強要罪に繋がることなど、刑法に触れることを知っておけば、対応中の心理的安全性が保たれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
増加している住民からのハードクレームに対して、自治体職員としてどう対応して行くべきか。
法的側面も含めて、基本的な考え方と対応の方法を解説しています。
事例に基づいた実践的な対応方法が、交渉、クロージングするまでの具体的なやりとりで分かります。
これ以上自治体職員を疲弊させないためにメンタルにも配慮し、ハードクレームに備えるための方策が記載されています。