マハーバーラタ (上) (レグルス文庫 (148))

制作 : 奈良 毅  田中 嫺玉 
  • 第三文明社
3.71
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 26
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476011487

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • マハーバーラタの簡略版?でしょうか。
    ナラ王の話とか説話が結構端折られていたようですが文章は平易で分かりやすい。
    しかし、自分の持つ感覚とこの世界の感覚が結構ズレている箇所があるので素直に楽しいとは思えないことも。
    従兄弟に乱暴を働くビーマがその剛勇さを褒められたり、どう考えてもただの気の弱い優柔不断としか思えないユディシュティラが『正法王』と言われるのか分からない(『水滸伝』の宋江が『及時雨』と呼ばれるのと同じくらいに疑問に思う…)。正しい行いで尊敬を受ける人物がサイコロ賭博で国も兄弟も妻までも賭けるものなのか…。
    サーランガ鳥の話の仙人も「仙人、妻子を棄てて他の女に走っていいのか!」と読みながら突っ込んでしまった。
    細かく引っ掛かるところは色々とありますが全体の流れとしては面白いです。

  • 上中下巻。インド古典神話。また、経典の一種でもあります。壮絶な戦争、そこに様々な葛藤や欲望、善悪、神の介入の理不尽さ、道徳美徳エゴは混ざり合ってカオス。主人公格のユディシュティラは優柔不断すぎるな、と。恵まれすぎているのもあり、敵役のドゥルヨーダナはその意味で愚かしいほどに不逞な最低の野郎でここまで完璧な悪役だと逆に清々しい。あと、教育上良くないかも知れないと思ったのは、多夫一婦制です!(冗談ですが)。きっと子供では理解できない、高校生以上が妥当ではないか?と思うのです。一気に読めたわけですが、これも「悟るための試練」がメインです。

  • 「マハーバーラタ」の概要というか、短縮版としてはなかなかに優れものだと思う。上巻は最初から「森の巻」の途中まで。

全4件中 1 - 4件を表示

C・ラージャーゴーパーラーチャリの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
サン=テグジュペ...
冲方 丁
ノヴァーリス
有効な右矢印 無効な右矢印

マハーバーラタ (上) (レグルス文庫 (148))に関連するまとめ

ツイートする