ダイアローグ〈1(1970~1979)〉

著者 :
  • 第三文明社
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本棚登録 : 17
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476031386

作品紹介・あらすじ

本書は、著者が絶版にした『ダイアローグ』の全対話に加えて、吉本隆明・磯田光一・長崎浩・中村雄二郎・中上健次(「小林秀雄を超えて」)各氏との対話を新たに収録する。

感想・レビュー・書評

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  •  細雪で先が見えたと思っていたら、なお持続しうるものがあって、嫌悪しながらもなおそうならざるをえない瘋癲老人をはじめた。生理とのいかなる距離感をもつ精神か。なんとか片づけてやっと切り抜けてきたけれど、距離ゼロだったらやりかねない。高を括って通人ぶって分析しやがるベランメエ。ふり回されたことがあるだろ。吉本隆明45歳頃柄谷行人29歳頃。

    『それは何かを具体的に言えば、こういうことは自分は全然知らないということがあるとして、それに対して誰かの書かれたものとか何かを参照すれば、知らないということが知れるかどうかもわからないという場合に、それが漠然とした敵対物みたいなものとして出てくる。』28頁

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著者プロフィール

哲学者、批評家。1941年兵庫県生まれ。1969年、「〈意識〉と〈自然〉――漱石試論」で群像新人文学賞評論部門受賞。著書に『マルクスその可能性の中心』『日本近代文学の起源』『探究』『世界史の構造』他。

「2018年 『大江健三郎 柄谷行人 全対話 世界と日本と日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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