愛する二人別れる二人―結婚生活を成功させる七つの原則

制作 : John M. Gottman  Nan Silver  松浦 秀明 
  • 第三文明社
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本棚登録 : 77
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476032307

作品紹介・あらすじ

結婚前に、離婚を考える前に読んでおきたい究極のアドバイス!アメリカ、フランス、ドイツ、イタリアなど12ヶ国で出版され大反響!愛情チェックリスト付。

感想・レビュー・書評

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  •  原題は『THE SEVEN PRINCIPLES FOR MAKING MARRIAGE WORK』。いや~、いかにもバタくさい、ハウツーちっくなタイトルではないですか。なに? そんなに奥さんとうまくいってないのかって? ちょ、ちょと待て。
     なんで読もうと思ったか。『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』に、このゴッドマンの研究が引用されていて、おもしろそうだったからだ。彼はたった5分観察するだけで、目の前の2人が離婚するかどうか、91%の正確さで予測できるというのだ。興味深いっしょ。だから今ケンカ中だから読もうとかそんな短絡的な目的ではけっして……ゲフンゲフン。

     何が結婚生活を成功させるのか。ゴットマンは「7つの原則」を提示する。ここで7つを箇条書きしても「ふーん」だと思うのでやらないけど、紹介されているアドバイスは、説得力も実用度も高い。さすがに「5分で91%」と豪語するだけのことはある。
     たとえば「知識は力」。お互いの好きなもの、嫌いなもの、ストレスを受けている対象、夢や希望などをどれくらい知っているか……いわば、相手に対する「知識の量」が、ストレスやトラブルから結婚生活を守る強い力になるのだ、というのは、おもしろかった。実際に「相手のことをどれだけ知っているか」を調べるクイズまで用意してあるので、まぁためしにやってみんさい。けっこうわかってないものだなぁとオレは思ったっす。

     夫婦生活を成功させるには? そんなのわざわざ本を読まなくても、誰だってわかってる。日頃から話し合うこと。相手の意見を尊重すること。相手から逃げずに正面から話し合うこと……エトセトラエトセトラ。それが大事だとわかってはいても、実行するのは難しい。
     でも、相手とケンカせずに話し合うためのテクニックはたしかにある。相手の人格や性格を非難するのではなく、「できごと」について話し合うこと。「あなたはお金に無頓着なのよ!」という替わりに「私はもっと貯金したいの」ということ。「話し合う」とか「尊重する」は、そういったほんのちょっとした気遣いから出来ているんだなぁと、あらためて感じた。

     自分が傷つけられたと感じたとき、あいても同じだけ傷つけたいと思う……そういう気持ちの応酬がやがては破局を引き起こす。そういうメカニズムがきちんと解説されている。いつまでも相手を傷つけたいヒトにはむかないけれど、ほんとうに手遅れになる前になにかできないか、というヒトにはきちんと役に立つと思う。

  • カップルの会話を聞けば、将来そのカップルが別れるか別れないかを91%の確率でわかるという。具体的に、カップルの会話や行動をモニターして、導きだした確率であり、科学的に分析した結果である。この研究成果から、悩める夫婦のカウンセラーもする。本書には、夫婦間に必要な思考や相手への配慮に関するチェックリストがあり、自己診断できるようになっている。夫婦喧嘩の問題解決に関するノウハウが記されているが、夫婦だけでなく、職場での会話や近所付き合いも、使える。夫婦には、魔法の5時間をうまく活用し、夫婦を含め、コミュニケーションにおけるギャップ解消には、4つの危険因子を避け、問題解決の5原則を上手に使って行けば、人間関係がとっても円滑になり、みんなハッピーになること間違いなし、と思った。

  • 結婚生活云々ではなく、人とつきあっていく上で気をつけなければならない大切なことが書かれているように思った。
    人格ではなく、行動を責める。非難ではなく、不満を述べる。やってほしいことは具体的に細かく指示する。
    すべてのことは、子育てでもまったく一緒だと思うし、他人に対しても一緒だと思う。
    そのひとつの技法として、主語を「あなた」ではなく、「わたし」にすると良いというのがあった。
    あなたがお皿を洗ってくれないから、家が片付かない!
    ではなく
    わたしは、あなたがお皿を洗ってくれないことを不満に思っている。
    と。確かに、それだけのことでニュアンスが変わってくるし、しなければならないアクションが明確になる。
    どんな対人関係でも一緒・・・と書いたが、筆者は、「みんな外ではうまくやっているのに、家族に対してだけうまくできていないことが多い」と書いている。確かに、他人だとどうでもいいことが家族に対しては許せなかったり、気遣い無くストレートに物を言ってしまったりする。家族にこそ、優しい態度をとって、安らぎの場所を作るべきなのになぁ・・・。
    どれほどできるかは別として少し気をつけてみようと思った。

    ただし・・・役立つと思ったのは最初の数ページで、残り7つの原則についての部分は少々冗長で退屈に感じた。

    ぱらぱらめくるだけでも、一度は読むべき本だと思う。

  • 離婚の危機に瀕した多くのカップルの危機を回避してきたコンサルタントの話。著者の言う7つの原則に5時間/週つぎ込むだけで、幸せなカップルに大変身する。結婚に危機を感じているカップルは是非読むべし。

    [private]

    以下注目点
    第一章「幸福な結婚」とは
    p.35
    ・幸福な結婚は、夫婦の深い友情から成り立つ
    ・ここでいう友情とは、「夫婦が協同生活者として、相互が尊敬と喜びを分かち合うこと」
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  • 結婚って忍耐。
    何も努力せずにのうのうと済むと思うな、
    という気構えが必要であります。

  • 知的感情で結婚生活を送る。
    アクティブ・リスニングは夫婦間では役に立たない。
    衝突を回避することは必ずしもいいこととは言えない。
    重要なのは、夫婦間の友情。お互いに尊敬の念を持てるか。
    修復努力を持つ。
    皮肉たっぷりの言い方は、友情がある人にはいわない。
    自己弁護しない。
    妻との対話を避けるのは、結婚生活を避ける事と同じ。

    苦情、非難、侮辱、言い訳(自己弁護)が駄目にする。
    悪い思い出に変えない。

    相手に対する知識は武器。詳細な愛情地図を持つ。知識は力である。

    昔のことを素晴らしかった、と思い出せるか。

    愛情の貯金通帳、に貯める。日常生活のほんのちょっとしたことでも真剣に向き合う。

    高いプラス感情のレベルで設定されると、夫婦間の絆は簡単には切れない。喜怒哀楽をわかちあう仲間、とかんがえられるか。

    結婚はダンスと同じ。相手と一緒に踊りたいこともあれば、1人で踊りたい時もある。どちらでも結婚は成功するが、お互いに相手の感情と自分の好みの相違点を理解し、尊重できれば。

    二人の意見が不一致な場合、中庸を見つける。どちらかに偏ってはいけない。

    話は荒々しくなくソフトに切り出す。興奮を沈める手段を持つ。相手の失敗に寛大になる=両目と片目を使い分ける。

  • 話すこと。好きなこと、仕事のぼやき、討論

    相手の長所をみる

    それでも上手くいかない時は、非難ではなく不満で伝える

  • この本は女性より男性向けなような気がします。自分のブログに書いた内容にも同じことがありますが、女性は共感してもらいたい部分が強く、解決はその次だったりします。でもここにはたくさんのスキルやツールがあり、実践していくことで自分が見えていくんだろうなって思いました。私が実践していることもたくさん書いてありました。不満と非難の違い。解決可能と永続の違いは絶対知っておくといいと思います。やってみると変わりますよ。

  • 夫婦生活がうまくいっていない、と感じている方にはお勧めです。夫婦二人で行うワークなんかもあって、実用的です。しかしながら「二人の仲を修復するためにワークをする」って非日本人向けな気がするのは気のせいでしょうか。

  • 【感想】


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