でんでんむしのかなしみ

著者 :
  • 大日本図書
3.90
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本棚登録 : 377
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784477010236

作品紹介・あらすじ

皇后さまの心に「何度となく、思いがけない時に記憶によみがえって」きた『でんでんむしのかなしみ』を初め、心にしみる南吉童話の世界。

感想・レビュー・書評

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  • でんでんむしの背中にはかなしみがいっぱい。友達のでんでんむしに相談するが、みんなかなしみを抱えていて、一人も悩んでいる人はいない。
    子供心に人が背負うもの、考え方の違いなど教えていくのに最適な本。
    大人になってなんとなく理解しているものも、子供に純粋に質問されてしどろもどろになりそう。

    読んであげたい!

  • 一年詩集の序
    でんでんむしの かなしみ
    里の春、山の春
    木の祭り
    でんでんむし
    作品について

  • 何かにつまづいたり、生きる事が辛いと感じる時、手に取りたくなる。過去に何度も読んでいるけど、読むたびに少しずつ自分の変化(成長)にも気づかせてくれる。

  • いつだったか思い出せないけれど、奥付を見ると1998年とある。
    友人から誕生日のプレゼントのリクエストを聞かれて、美智子皇后の『橋をかける』と答えた。当時、美智子皇后の国際児童評議会の基調講演はたいそう話題になっていた(と思う)。それをまとめた本が『橋をかける』だった。
    その中に『でんでんむしのかなしみ』が出てくる。
    「生きていくということは、楽なことではないのだという、何とはない不安を感じることもありました」と書かれている。
    当時の私は、美智子皇后の言葉に共感できなかった。

    それから20余年経った先日、ある日突然、外出自粛で家にいるときにYOUTUBEで、『でんでんむし~』の朗読が流れてきた。
    でんでんむしの背中の殻いっぱいに詰まった「悲しみ」。
    それに気づいたでんでんむしは友だちに尋ね歩く。
    ところが友だちもみな、
    「自分の殻にも悲しみがいっぱい詰まっている。あなただけではありません」
    と言う。
    悲しいのは自分だけじゃないと気づいたとき、
    「このでんでんむしは もう、なげくのを やめたので あります。」
    このそっけなく思えるほどの言い切りがいい。

    『橋をかける』を読んだとき、幼い頃確かに『でんでんむし~』を読んでいたはずなのに、悲しみは自分だけのものだと感じていた。『でんでんむし~』を読んだときも、『橋をかける』を読んだときも、かたくなに悲しいのは自分だけだと思い詰めていた。

    みんな悲しみを抱えて生きている。
    悲しくない人なんていない。

    このことに気づくには、20余年の歳月が必要だった。

  • 3-2 2019/06/12
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    3-3 2017/12/20
    4-1 2017/11/15
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    4-1 2016/06/15
    4-2 2016/06/15
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    5-1 2013/04/24
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    6-1 2012/02/13

  • 大人絵本

  • 2018/8/17 9:06

  • 11か月

    話は分かる。大人が読んでいい本だと思う。絵もいい。
    だけど、やはり楽しいという感覚がないためか、あまり好きではないようだ。

  • たぶん読書体験の原点にある本。うれしいとき、かなしいとき、一歩を踏み出すとき、立ち止まって考えるとき、きっとこの本に戻ってくる気がする。本当に大切なことなんて、そんなにたくさんはないけれど、この本との出会いはとても幸運だったと思う。

    【いちぶん】
    アナタバカリジャアリマセン。ワタシノセナカニモカナシミガイッパイデス。

  • 20150630 朝1年生
    20160531 朝4年生

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著者プロフィール

1913年愛知県半田市に生まれる。『赤い鳥』に「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。東京外国語学校を卒業後、小学校や女学校などで教鞭をとる。18歳のころ『赤い鳥』に童話を投稿して掲載され、その後「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。1943年、29歳で早逝した。

「2019年 『2ひきのかえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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