世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.60
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本棚登録 : 9467
感想 : 969
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478000496

作品紹介・あらすじ

世界最高峰のコンサルティング会社で学んだ問題解決の考え方を中高生にもわかるように解説。学校では教えてくれない考える力のトレーニング。

感想・レビュー・書評

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  • 問題解決の手法であるロジックツリーやなぜなぜ問答などを使っていくつかの事例を通して面白く学べるロジカルシンキングの入門書です。

    事例がわかりやすく、導入にはとても良いです。ウチの息子に読ませたい♪

  • 問題解決という難しそうな方策が、余分な枝葉を外しやさしい言葉で書いてあり、落とし込みやすいと思いました。
    きちっと分析して問題点を洗い出し解決策を編み出すというプロセスを、小学生が抱える問題をテーマにしてわかりやすく解説。
    使いこなせればある程度のことはこなせるようになるかもしれません。

  • 表題に「世界一やさしい」とあるように、理解しやすいように、図解を上手く使った本。問題、課題の掘り下げに役立つ。手元に置きたい一冊です。

  • 20200612
    子供の頃から問題解決の思考法を学べば、世の中を正しく見て、生き生きと歩んでいける力を養うことができると考えて作られた作品。
    子供向けの事例だが、内容は本質的な事が書かれており、自分ももっと早く出逢いたかった考え方と惜しむくらい良書。
    これからも自分の人生や小さな出来事でも、何が目的なのかWhat、そして現状を見極め目的とのギャップは何か、更にギャップを埋めるための原因や打ち手を考え実行し、評価改善のプロセスを回していくことを実践していきたい。

    //MEMO//
    問題解決の子供向け本。珍しい本だが、エッセンスを学ぶには、簡単なワードで学べるはずであるから読んでみる
    Where,Why,Howで思考を進めているか

    どんなに大きな問題も細かく砕ければ、解決することができる

    問題解決の木(ツリー)
    ・問題はどこにあるか?Where
    ・原因は何か?Why

  • 読んだ内容を参考に、具体的に行動したいと思いました。

  • 問題解決の基本が、わかりやすい例で書いてある良書。やりながら見返しながら、、腹落ちさせる必要あり。

    ■学び
    ▼問題解決の手順(下の「目標達成」のうち、目標と現状とのギャップ=問題 の箇所以降にも当たる)
    問題の原因を洗い出し(分解の木) > 問題の大きな原因(課題)の仮説を立てる > 課題特定(課題の原因の仮説を立てる) > 課題のデータ分析(課題の原因の仮説が正しいか立証) > 打ち手を幅広く出す > 最適な打ち手を選択する > 誰がどのタイミングで行うか決める?

    ▼各ステップでのポイント
    ・「はい、いいえ」の木の活用
     ┗ユーザーの種類など、「はい、いいえ」で分けれる原因の洗い出しでは、この木を使う。
    ・課題特定の方法
     ┗適切な問いを立てる力が大事(なぜ?どうやって?)
    ・課題分析シートの活用
     ┗課題(例 なぜ集客数が少ない?グループの割合は?) > 仮説 > 根拠 > 分析
    ・打ち手の洗い出し 
     ┗制約を無視して、一旦洗い出す。
    ・最適な打ち手の選択
     ┗効果と実行難易度でマトリクス
     ┗ほんとにできない?得意な人に頼れば?と立ち止まる(思い込みをなくせば「効果低い、実行できない」を移動できるかも)


    ▼目標達成の手順
    目標を具体的に > 現状とのギャップ > 分解の木で手段を漏れなく多く出す > 制約を考慮して施策内容を決める > 施策1つ1つの効果を見積もる(仮説の木を立ててデータ分析) > 足りない場合も諦めず別の手段を考える。> 達成のプランをやりきる。> 進捗を確認する。 > 達成。

    ▼分解の木の視点例
    ・+を大きくするか、-を小さくするかの視点
    ・回数×1回あたりの因数分解の視点
    ・5W1Hを用いた視点
    ・「その他」でMECEにする視点

  • こういう風に問題解決をしていける人が存在するんだなーと軽い刺激を受けたい時にいいかもしれないです。自分が思考停止、停滞してる時にちょうどいいように思いました。
    どのように問題解決していくか、と、問題の真の原因を突き止める手段について気になって読み始めましたが、後者については「問題の原因として有り得るものを洗い出す」と言った方法で進めており、原因を洗い出すための汎用的な取っ掛り、問いかけなどは無かったため少し期待外れでした。前者については具体的なエピソードで見せてくれたという感じでした。
    最後の方に、意思決定ツールとして2点紹介がありました。2つ目のツールの「評価軸×評価」リストは使えそうだと感じました。

  • 【読もうと思ったきっかけ】
    前職の先輩からもらって一度読んだきりだったので、GWの心に余裕のあるこのタイミングで基礎に立ち返りたかったから

    【印象に残っているところ】
    ツールとして記載されている課題分析シートがとても使えそう
    - 課題
    - 仮説
    - 根拠
    - 分析・作業
    - 情報源
    自分が得意なことは限られているが、自分よりうまくできる人はたくさんいるので、手伝ってもらおう
    【感想】
    そうよね、ああそうだった!の繰り返し
    問題解決思考の基礎の基礎をめちゃくちゃわかりやすく解説してあって、さすが中学生向けの本。
    これ新卒にもプレゼントしていいんじゃないかなあ。
    自分もそうだし、壁にぶち当たっている人を見つけたら一緒に立ち帰って問題解決したいなあって思えた。
    結果、めちゃくちゃいい本!

  • 2限目の話で、

    バンドメンバーが何故「キノコ」と「なすび」と「ハンペン」なのかが気になったり、
    なすびくんはギター担当なのにベース持ってたり、
    イラストで出てくる「ソフトクリーム」と「かき氷」は放課後まで生きてられるのか心配になったりと、

    どうでもいいところを気にしてしまいましたが、授業そのものはとてもわかりやすく、問題解決するためには、もっと細かく丁寧に分析していく事が大事なのだなと、考えを改めることが出来ました。

    とりあえず小さなことからでも、少しずつ練習していきたいと思います。

  • 最初に四人の子がでてきます。
    どうせどうせ子ちやん、評論家くん、気合いでゴーくん、問題解決キッズ。
    ここで自分は気合いでゴーくん、と思ってしまいます。
    ロジックツリー MECE 仮説検証 WBS マトリックス図 Fit&Gap が、その用語では語られていませんがキーです。
    課題分析シートで、整理をします。
    子供向けになっていますが、大人のための入門書だと思います。

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