プロ脳のつくり方

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 100
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478000960

感想・レビュー・書評

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  •  就活中にたまたまお会いしたことがきっかけで、読んでみようと思った本。ノウハウばかりで冷たい本なのかと思っていましたが、著者の感覚を重視する姿勢や不器用であった故に多く悩み努力した姿が、少し垣間見える本でした。

     営業に関する記述で、「感情はここぞという時に使う」、「ボールはどちらにあるのか」、「ストーリーを示して回答してもらう」、「相手のインセンティブを把握する」など基本的なことが多く書かれていましたが、今の自分にはとても為になる内容ばかりでした。

     文章も難しくなく、内容も基本的なことが多いので、すらすら読めると思います。以下、に本文中印象に残ったフレーズを列挙します。

    ・仕事の関係が終わっても、人の関係は終わりません
    ・前職への最高の復習は転職先で思いっきり楽しく仕事をすることだと思います
    宮本武蔵『五輪書』
    ・他流の道を知らずしては、我が一流の道も、確かにはわきまえがたし。

  • 冬休み中に、頭の整理をするにはコンパクトですぐ読めるため有意義だった。

  • さらっと読める。

  • プロフェッショナルの働き方が書かれていて刺激になった!
    少し頭に入りずらいけど。

  • プロになりたい

  • 「プロ脳のつくり方」

    塩野誠氏の著。
    いわゆるコンサルタントの思考スキルをまとめたもの。
    非常にわかりやすい。


    7ページ:
    創造性と論理的思考能力、右脳的と左脳的というのは一般的に並び立たないと
    言われますが、私は共存できないものではないと思っています。
    共存できた脳こそがプロフェッショナルの脳であり、ビジネスにイノベーションを起こす。



    16ページ:
    加工されたデータよりも、生データが大切。
    正確な分析を行うためには、データの質に固執すべき。
    生データを使って、自分で条件設定をし、検証を行ったデータは信頼できます。
    また、バリューを出すためには、軽いフットワークで現場にいきましょう。
    そこで自分の仮説を持ったうえで話を聞いてみるのです。
    ロジックと肌感覚の両方の視点から意味ある分析ができるものです。



    30ページ:
    ナンバリング・ラベリングを行う。
    I have three points to tell you.
    相手の頭の中に3つの空のファイルをつくり、それから話し始める。



    44ページ:
    いつでも軸を持つ。
    縦軸と横軸は分析において、仮説と同様に絶対必要なもの。
    例えば「時間」の軸。 過去、現在、未来。



    82ページ:
    エレベーター・ピッチ。
    もし、偶然エレベーターのなかで、クライアントの重役と出会ったら、その中の
    1分間でその企業にとって、最も重要な提言をできるように常にしていなさいという格言。



    84ページ:
    直感は仮説であり、検証と説明によってはじめて価値を持つ。
    それがなされなければ、「ただの思いつき」です。



    86ページ:
    頭の中にある考え方を紙に書き出すことは非常に有効。
    メモというのは「記憶のトリガー」を仕掛けること。書くことで頭を整理する。



    101ページ:
    問題解決において分析の結果、「あるべき姿」がわかったら、それをゴールとして
    アクションプランを実行するが、あるべき姿のゴール(出口)からスケジュールを
    逆算してマイルストーン(区分け)を検討していく。



    111ページ:
    交渉は礼に始まり、礼に終わる。
    また、自分が格好をつける場ではないので、「感情的」にならずに交渉を進め、
    大きな条件を引き出す時や、決断を促すここぞ、という時だけ「感情」を使うのだ。



    134ページ:
    プロフェッショナルの人的資本は組織に依存せず、持ち運び可能なものです。
    つまり転職すると役立たなくなるようなスキルではないのです。
    組織を選ばずに付加価値を創造できるのがプロとしての人的資本力なのです。



    156ページ:
    タイガー・ウッズ氏の年収は100億円と言われています。
    抜きんでた才能に対して資本が集中する仕組みが存在しているのです。
    同様にビジネスにおける「知恵」に多くの資本が集まっています。
    知恵と資本が結び付き、循環を繰り返すことによって大きな経済的インパクトを
    生み出しているのです。



    159ページ:
    普段からアンラーン(既得の知識を捨てる)を意識しましょう。
    現在の企業経営において、バリューチェーンのなかで競争力の源泉とならないような
    部分は、どんどん切り離されアウトソーシングされていきます。
    他社と差別化できない部分はコモディティ化され、労働力の安価な地域へと移されて
    いっているのです。

    プロフェッショナルとしての将来を考える上で大切なのは、自分がバリューチェーンの
    どこにいるのかを常に把握して、将来に向けて構想することなのです。



    165ページ:
    プロフェッショナルは常に「報酬に見合った価値を出しているか」という軸を持つべき。
    確かな軸があり、価値を生み出せるリーダーはどこにおいても必要とされる。
    価値を出すために「もう一歩、頑張ろう」という気持ちを持つこと。



    by mshibuya(渋谷峰弘)

    http://blogs.yahoo.co.jp/mshibuya_jp/18328981.html

  • 090831

  • 脳のパフォーマンスをアップできそうな思考の型が分かりやすく説明されてます。こういうの、欲しかった。

  • 著者はシティバンク→ゴールドマンサックス→ベインアンドカンパニー→起業→ライブドア証券→コンサルタントという輝かしい(?)経歴を歩んでいる人。

    MSCB(転換価格修正条項付き転換社債)を使って資金を調達し、ライブドアによるニッポン放送買収を仕掛けた張本人でもある。

    そういった突拍子もないような発想をしてしまうような人の本だから、内容も突拍子もないものかなと思って読んでみたが、実際は正反対で、むしろオーソッドクス過ぎるほどオーソドックスな本であった。本書の中で著者も言っているが、論理的であるからこそ、クリエイティブな発想ができるのであり、あのニッポン放送事件においても論理的に考えた結果として、決断したのではないかと思った。

    さらに内容について詳述すると、基本的には2、3ページにつき一つの主張があり、それらは著者のビジネスの体験から導き出されている。内容としては、他の同類の本とかぶるものが多くあるが、読み物としては、(ビジネス体験のない学生にとって、実際の生々しい体験が多く書かれているため)非常に興味深く感じられた。

  • ここ7年程コンサルタントとして活動してくる中で、仕事の上で気をつけてきたこと、必要となって意識的に磨いてきた考え方やスキルなどが、一つの整理として振り返ることができた。確かに別にこの職種として仕事をしていなくても、時代が求めているスキルだったのかも、と思える考え方やスキルが多かったかもしれない。

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