組織行動論の実学―心理学で経営課題を解明する (Harvard business review)

制作 : DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 
  • ダイヤモンド社 (2007年9月7日発売)
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  • 本棚登録 :49
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478001899

組織行動論の実学―心理学で経営課題を解明する (Harvard business review)の感想・レビュー・書評

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  • 組織行動に関する論文を集めたもの。
    内容として突飛なものはなく、「そうだろうな」と言えるものばかり。
    個人的には受動攻撃性(変化を拒む組織の病)が興味深かった

    メモ)
    ▼受動攻撃性の組織
    ・歴史が長く、機能不全を何度もおこして組織の癖となっている
    ・その多くは個人ではなく企業の仕組み、方針に問題がある
    ・健全なコア事業が確立しているケースが多い
    ・創業者が支配力を取ろうとして分身を配置すると指揮系統が混雑し、責任範囲があいまいとなる。結果的に計画はとん挫する
     ⇒事業部への権限と責任を明確に負わせる必要がある
    ・目標設定を誤ると達成できない⇒達成しなくても良いという暗黙の了解が生まれる
    ・そのばしのぎの意思決定やイベントが繰り返される
    ・対応としては「新しい血を入れる」「すべてを変える」「決めたことをやりとげる」「命令とデータの周知徹底」「正しい動機付け」
     以前と違う事を知らしめる。何度も発信するメッセージ。
     雰囲気を変える。
    ・アウトサイダーは組織を家族ではなく「企業」として扱う
    ・反対意見をかくして、笑顔で賛成するな

    ▼沈黙が組織を殺す
    人は「黙っているとバカと疑われるが、喋るとバカであることが明らかになる」と思っているのか
    ・致命的な失態の報告。それに対して「他の人も同じことがないか、自問。それが組織に起きた問題、解決を考える」
     告白を責めず、より重要な問題へフォーカスさせる
      ⇒間違いを認めることを評価
    ・非は全面的に片方にあるケースは少ない。相手ではなく自分から一歩を踏み出す。意見の食い違いを明るみに出す

    ▼失敗に寛容な組織
    ・許される失敗を明らかにする
    ・失敗に寛容なリーダーは成功の追求ではなく自分の組織の知的資本を重要視する(経験、知識、創造力の増強)
    ・失敗にも報酬を与える BY ジャック・ウェルチ
    ・優れたリーダーは誰が出したアイディアでも優れたアイディアを採用する。それが気に入らない同僚からのものでも。
    ・「建設的な失敗をおかせ」


    ▼その他
    ・優れたリーダーは様々な職種や業種を経験している
    ・再出発の原動力は「思考」ではなく「行動」
     考えるために走る
    ・反証の収集は全員で取り組むべき
     あえて意地悪な質問をする人を配置する
    ・自分だけの情報を伝えることの重要性を認識していない
     ⇒独自の情報をもつ人が発言するのではなく名指しで報告してもらう
    ・情報を見る⇒情報を捜す⇒情報を利用する⇒情報を共有する
     情報を要求。反証が無ければ異議を。部外者の視点を借りる
    ・効力を発揮するリーダーは自省に優れている
    ・選択バイアス。成功だけでなく失敗もみるべき

  • 色々な人が書いていて、ノーベル賞受賞のダニエル・カーネマンの節もある。

  • 2007年10月が1回目で、今回で2回目。

    書いてあることは、その通り。勉強になった。
    所詮人ですから、すべてが合理的にはならない。
    それを知っているだけで、役に立つ。

    次に読むときには、どんなことを感じるのだろうか!
    2008.10.18

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