P&G式 世界が欲しがる人材の育て方 日本人初のヴァイスプレジデントはこうして生まれた

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478001950

感想・レビュー・書評

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  • リーダーシップとは何か?ということを、実体験から語っている良書。

  • P&Gの内部事情や仕事を進めていくうえで大切なことが書かれた本。

    何か所かすごく大事だなと思う記述があり、
    特に最後のリーダーシップモデルは常に頭の中に入れておきたい部分だった。

  • P&Gの組織作りや人づくりには興味があって、関連する本は色々読んでるけど、どれも面白くて参考になる。

    この本は分析論ではなくほぼエッセイに近いが、キャリア形成を考える上でも刺激を受けること請け合い。

    迷ったときにまた読み返そうと思う。

  • この中のことを一般化するのは中々難しいと思う、なぜならこれはP&Gだから出来ることであって、もともとのP&Gに向いている素質を持った人だから出来ること

    だから誰しもに当て嵌まるわけではないが、誰しもに当て嵌まらないからこんだけでかい企業としてやっていけている

    ちょこちょこ挟まれる自慢話を除けば、タメになる本だと思う

  • 日本人初のヴァイスプレジデントの和田さんがお書きになったビジネス書。

    成功する人は同じ思考を持って常に仕事に取り組んでいることを実感。

    ・失敗に対して責任を問うよりも、状態を把握して、ターンアラウンドさせるためにチームの力を集中する
    ・失敗の経験から多くを学ぶ

    成功しない人は失敗を恐れチャレンジしなかったり、失敗したときには責任転嫁をしようとする。
    一方、成功する人は失敗を恐れず、失敗したときでも状況を把握しやるべきことをやり、未来の成功につなげていることを実感!!

  • キャリア形成の参考になる本です。
    P&Gの人材育成方針の中で著者が、どうステップアップしていくかの過程から学ぶことは多い。
    ただ、制度等の違いがあるので、そのままキャリア形成を読み手に反映するのは難しいかもしれない。
    P&Gの事例を学びつつ、自身にあてはめ参考になるところだけを取り入れるぐらいがちょうどいいかも。

  • もうすこし具体的な話が欲しい

  • P&G 日本人発のヴァイスプレジデント 和田浩子さん著

    様々な企業で活躍された方の本を読むと、やはり共通する内容が多いです。
    秀でた物・人の核となるものは、同じ考え方なのですね。
    その考え方は、どの様な立場にあっても、カタチは違えども実践できるのだと思いました。
    和田さんが3Eのリーダーシップモデルを紹介するとき、必ず逆のパターンをまず紹介することにしている、とありました。
    なかなか理想とする行動をとる事は出来ませんが、やってはいけない事はすぐやめる事が出来ます。
    まずやってはいけない事をしない、これから実践して行こうと思います。


    ・会社と社員はお互いの「使命感」でつながっている
    社員の使命感は、会社に対する使命感ではなく、自分に対する使命感
    社員は会社の理念に合意し、仕事を通じて自分がなりたいものになるように努力することで、会社の目的に貢献する

    ・P&G 期待されるスキル
    リーダーシップ
    実行力(イニシアティブをとる)
    優先順位をつけて仕事をする
    クリエイティブ力
    他人との効果的な協働
    戦略的思考と問題解決力
    コミュニケーション力

    ・P&Gは人材育成をとても重要視しているが、それはビジネスの永続的な成長のため。
    人を育てること自体が最終目的ではない。

    ・3Eリーダーシップモデル
    「リーダーシップはポジションではなく、リーダーとしてみんなから受け入れられるヘイビア(行動)だ」
    Envision・・・ビジョンで組織を率いる
    Energize・・・動機づける
    Enable. ・・・人材育成・組織開発をする

    ・リーダーとしてあるまじき行動
    ビジョンを持たずに組織を率いる
    部下をがっかりさせる
    人材を育てない


    【実践すること】
    ・グラフを作ったことによって課題が抽出され、その課題を解決するのにどういうアクションをとったらいいか、というところまで書くのが本当の分析
    ・目的がすべての行動をシンプルにしてくれる。目的さえ決まれば、やるべきことが見えてくる
    ・営業とは一言でいえば説得すること。
    相手の言いなりになることではなくて相手を説得すること
    ・いつまでもいると思うな親とボス
    ・この会社を私が入ったときよりもっといい会社にしよう。
    私の後に入る人には、私がいたときよりもっといい境遇で仕事ができるようにしよう
    ・本当に勝つ戦略とは、他社がやっていないユニークなことが中核になっているべき。
    競争優位性を必ず含んでいないと成功にはつながらない
    ・「周りの人を巻き込む」というのは、自分がやってほしいことを人にやらせることではなく、ビジョンを共有すること
    ・はじめに課題ありき、はじめに組織ありき・・・「適所適材」
    ・上司に積極的に正しい情報を伝えて、自ら企てている新しいアクションを認めてもらう

  • ★P&G
    正しくて難しいことをやれ
    自分の仕事を取られる部下をつくる
    失敗を生かした成功実績
    能力があがるとは、その人の影響力が増す
    はるかに良いアイデアで惹きつける
    データから何が言えるかが仕事
    この資料の目的はなにか、目的ありき、目的が仕事をシンプルにさせる
    議事録、迅速なアクションを促すためのメモ
    コミュニケーション、相手を動かす力、イヲパクトを与え何らかのアクションを引き出す
    スリーピープルティーチング
    競争優位性
    簡単なことをすぐやるは、戦略としてほぼ意味はない、簡単なほうに流れない
    プロジェクトの最終イメージを伝える
    後発が真似をして同条件を整えるのは、競合が決めたルールが支配する。自分のルールのほうが成功確率が高い
    適所適材 課題を解決できる人は
    組織の結果は組織の仕組み次第
    真実は、消費者、どこまで深く拾うか
    できるようになるための条件、準備を提案する、
    アイデアキラー、昔やった、前失敗した、面白くない、コスト、非現実
    こうなりたい自分に近づくために何が出来るか考えて日々実行する情熱


    iPhoneから送信

  • 興味と若干の実益を兼ねて、読んでみました。

    一般論で見ると、役に立たない部分も結構あるかと。
    基本的にP&Gの社員はある程度以上自立していて、相当程度に仕事に対し前向き。
    そういう人を採る文化であり、そういう人がやってくる会社。
    普通の日本企業はなかなかこういう人ばかりではないかと。

    ただし、個人的な事情で考えれば、ある程度はためになります。
    思考回路というか、物事の組み立て方とか。

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