RUN

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 78
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478002483

感想・レビュー・書評

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  • 1977年生まれ、FW。
    習志野高校から超高校級ストライカーとして当時アーセン・ベンゲル監督が率いていた名古屋グランパスに入団。
    入団直後から得点を重ねる活躍を見せて若い世代の日本代表にも名を連ね、ワールドユースやシドニー五輪予選に出場(柳沢敦や戸田和幸と同世代)。
    が、入団数年して結果を残せなくなり、FC東京〜ベガルタ仙台へと移籍するも成績は低迷。
    2004年に日本では馴染みの薄いパラグアイ・リーグのグアラニに移籍。
    南米最高峰リベルタドーレス杯で得点を記録。
    その後はメキシコ(パチューカ、イラアプト)、スペイン2部リーグ(カステリョン、ヌマンシア、ラス・パルマス)とラテンの国々のクラブを転々としながら、06-07シーズンまでの4シーズンで合計44点を稼ぎだす活躍を見せている…

    福田健二は、そんなサッカー選手です。
    この経歴だけみても、欧州リーグに所属する他の日本人選手とは明らかに違っている。
    この本を読んでも、異国の地で闘志をむき出しにして奮闘する彼の姿がまざまざと伝わってきます。
    そんな日本人離れしたハングリーさのカギになるのが、彼が少年時代に味わった体験。
    小学五年生の時、女手ひとつで彼と兄を育てていた母が突然の自殺。
    彼には「好きなサッカーで 世界に胸を張れる 選手になって下さい」というたった三行の遺書だけが残されたのです。
    「家族」を知らずに育った男が、妻と娘2人の「家族」だけを味方に見知らぬ土地で闘う、その姿に熱いものを感じ取らずにはいられません。

    福田健二という選手のことはある程度以上のサッカーファンでなければ知らないと思いますが、これはサッカーのことをよく知らない人でも感銘を受けることのできる本だと思います。
    特に、福田夫妻へのインタビューを交互に配した「二人のキモチ」の章は珠玉。

  • かっこいいというかなんというか。かっこいい。

  • ☆$$あんまオモロで無かった。$$福田さん知らないし、内容もまあ普通かなって感じ。$$視点が不思議な感じだった。

  • 人それぞれ夢があり、それに向かって努力する。
    程度の差はあれそれが全ての人がその努力をしているのだと思う。
    ただ福田健二の場合は、その根底にあるとても衝撃的な事実から目指している事が分かった。
    プレースタイルも鬼気迫るものがあり、常に何も持たずに海外に飛び込んでいく姿が印象的であった。
    何故そのようなのか、この内容を見て、初めて分かった気がした。
    サッカー選手が説く甘いサッカー論や精神論などとは比較にならないほど、考えさせられる作品である。
    そして、自分がいかに恵まれた環境かを痛感し、日々弱音や愚痴を吐いていることに向き合い、
    何でも出来る状況であることに感謝して、
    夢に向かって努力をしたいと、そう思わされた作品である。

  • 2012/06/19
    自宅

  • 衝撃的

  • 図子泰三先生推薦

    福田健二というサッカー選手の人生について書かれたノンフィクション。であるが決してサッカーに関する話ではなく、力強く生きようとする人間の人生に関する本である。涙なしに読了することはできない!サッカーファン以外の人にも読んでもらいたい。

  • 塀内夏子氏の漫画、コラソンの主人公かな?と思いました

  • 小学五年生の時に、母親がガソリンをかぶって飛び降り自殺。
    アル中の父と父代わりの兄に育てられた彼は、母が残した

    『好きなサッカーで 世界に胸をはれる 選手になってください』


    という兄への長文の遺書とは比べ物にならないくらい短い遺書を旨に、
    がむしゃらにサッカー選手へと成長する。


    海外のプロリーグに移籍して初めて自分の妻・子供から家族の関係性・大切さを本人が感じていくという感じの作品。

  • 「流浪のストライカー、福田健二の闘い」という副題。
    サッカー好きのブログとかHPで、たまあに話に上っていた本。
    読んでみた!サッカーに真剣なプレイヤーの話は、やはりいい!

    やっぱりプロのサッカー選手なら試合に出なくちゃ。せっかくヨーロッパに赴いてもベンチ暖めてるだけの選手は早く帰ってこいよーと言いたくなる。

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著者プロフィール

1972年、横浜生まれ。大学卒業後にスペインのバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使してEURO、冬季五輪、GPファイナル、W杯を現地取材後、06年から日本に拠点を移す。アスリートと心を通わすインタビューに定評がある。人物ルポ中心に著書は20冊以上。『導かれし者』『ロスタイムに奇跡を』(角川文庫)『アンチ・ドロップアウト』シリーズ三部作(集英社)『エル・クラシコ』(河出書房)『おれは最後に笑う』(東邦出版)など。小説は『ラストシュート』(角川文庫)に続き、本作が二作目となる。

「2020年 『氷上のフェニックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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