セイラー教授の行動経済学入門

  • ダイヤモンド社
3.00
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本棚登録 : 560
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478002636

作品紹介・あらすじ

伝統的な経済学が前提とする、「自己利益の最大化」のために「最も合理的な」選択をするという人間行動の原則は、現実を反映したものとはいえない。本書では、経済理論では説明のつかない身近な市場の矛盾や、例外とする経済現象にスポットを当て、心理学と融合した新しい経済学のアプローチを示す。

感想・レビュー・書評

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  • そもそもが難しいのか、翻訳がいけていないのか、はたまた私の体調が悪いのか、全く頭に入ってこなかった。100ページあたりで脱落。
    せっかく楽しみにしていた本だったので、残念。
    別の行動経済学の本を探します。

  • ◯ミクロ経済学の知識がないと、読んでもなかなか頭に入らない。入門の知識だけあっても、状況は変わらず。
    ◯ただ、論証の過程を理解するのは困難だとしても、経済学と実体経済との乖離に関する問題点を洗い出し、提示している内容については理解しやすく、また興味深い。
    ◯解説にもあるとおり、さまざまな要因が複雑に絡み合う社会学において、経済学はまさに真摯に体系立てて理論化していることが感じられる。
    ◯この本では、まだ解明途上である諸問題が、現在どうなっているのか、難しいながらも追い続けていきたくなる。

  • 資料ID:20800185
    請求記号:331||T
    ノーベル経済学賞受賞者のナッジ理論を分かりやすく事例で説明した内容。

  • この本は、ノーベル経済学賞受賞者であるリチャード・セイラー博士による、それまでの経済学で言われて来た理論に対して、例外(アノマリー)を集めたものになっている。合理的経済学に対して、人間ってそんなに合理的じゃないよねという事例を集めていてるのだが、論文集の定期コラムの位置付けのものだったらしく、ちとかたい書き振りで、少し読みにくい。
    経済学の勉強をしたい人にとっては、そのアプローチの方法や論理展開など役に立つと思うが、一般の人にとっては、各論で結論としてこうした方が良いという物が無いので、物足りない感じを受けると思う。小話のネタにするにもちとかたい。

    一般受けするのは、『実践行動経済学』の本になると思うし、セイラー教授が、この例外を集めたりどう言う考えで活動して来たのかについては、『行動経済学の逆襲』の方がいいと思う。

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=154978

  • オークション=勝者の呪い=実際の価格以上に価値をつけないと落札できない=高値をつかまされる。
    一回限りの公共財ゲームと複数回繰り返しの公共財ゲーム。繰り返すと協力度が低くなる。
    最終提案ゲーム。ゲーム理論はモデルとしては不十分。不公平だと考えられる分配に対して抵抗感がある。コンサートのチケットが高くならない理由。
    勝者の呪いは企業買収やFA制でも見られる。認知上の錯覚の存在。

    保有効果=保有しているものを高く評価する。無差別曲線が所有物かそうでないかで変わるため、交差する。
    現状維持バイアス。
    損失回避=損失を利益よりも恐れる。
    参照点効果=現在を参照点として判断しやすい。
    選好の逆転現象=買うときと売るときでは違ったものを選ぶ。
    近視眼的選好をしやすい。
    心理会計=少額の臨時収入は消費されるが高額の臨時収入は貯蓄に回る。
    将来の利益の割引率を計算する際は、期待する楽しみも参入すべき。
    ライフサイクル理論=実際は自己抑制が難しいため実現しない。
    消費は収入を追いかける。
    競馬の効率性の例外=本命=大穴バイアス=本命のほうが有利。オッズの低い馬が2位以内に入る可能性が高い。

    クローズエンド型ファンド=ファンド自体が相場を持つ=実際の価格より安く評価されやすい。

  • アメリカ経済学会"The Journal of Economic Perspectives"に1987年から1991年の14回にわたり連載された「アノマリー」に関するコラムをまとめたもの。
    (『行動経済学の逆襲』第8章「アノマリーを連載する」pp243-251)

  • 経済学の理論では説明のつかない身近な市場の矛盾や、例外とする経済現象にスポットを当て、心理学と融合した行動経済学のアプローチを示す。1998年発行『市場と感情の経済学』の改題新版。

    第1章 経済理論と「例外」
    第2章 協調戦略
    第3章 最終提案ゲーム
    第4章 産業間賃金格差
    第5章 オークション
    第6章 損失回避
    第7章 選好の逆転現象
    第8章 期間選択
    第9章 心理会計
    第10章 ギャンブル市場
    第11章 株価予測(1)
    第12章 株価予測(2)
    第13章 投資家感情仮説
    第14章 外国為替市場
    エピローグ--行動経済学が描く新しいパラダイム

  • 前半は面白かった。後半の株価予測とかは正直少し難しかった

  • 人の心理、行動からどのような消費真理が生まれ、

    購入に繋がるのか?

    この点は興味深い内容であり、

    題名から購入した1冊ではありましたが、

    自分にとってはほぼ既に知っている内容だったので、

    流し読みで終わりました。

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著者プロフィール

1945年、9月12日生まれ。ニュージャージー州イーストオレンジ出身。専門は行動経済学、金融学。現在シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス教授、全米経済研究所研究員。
行動経済学の新たな分野を急速に拡大させ、多くの経済研究や政策に影響を与える。個々人の経済的意思決定の分析において経済学と心理学のあいだを架橋。個々人は完全に合理的な仕方で行動することができない、という仕方で描いた主体と経済モデルは、公共政策にも大きな影響を与えた。
評価を決定づけた著作は、1992年発行の『市場と感情の経済学――「勝者の呪い」はなぜ起こるのか』(”journal of economic perspectives anomalies”の人気コラム「アノマリーズ」を一般向けに再構成、現在は改題新版『セイラー教授の行動経済学入門』として邦訳入手可能)。
2008年、キャス・サンスティーンとの共著による世界的ベストセラー、『実践 行動経済学』を発行。近著は2015年発行、『行動経済学の逆襲』。
2017年ノーベル経済学賞を「行動経済学への貢献」で受賞。

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