- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478002742
作品紹介・あらすじ
行動理論、状況適合理論、変革のリーダーシップ、サーバント・リーダーシップなどの理論から経験学習などのリーダーシップ開発まで、リーダーシップ研究の基本を網羅した決定版。模擬授業スタイルで理論を実践に移すコツを伝授。
感想・レビュー・書評
-
グロービスのMBAシリーズ中の1冊。グロービスのこのシリーズは、非常に分かりやすくシンプルにポイントを整理してくれていて良いシリーズだと思う。よく読んでいたのは、もう15年以上前の話になると思うが、久しぶりにシリーズ中の1冊を読んでみた。
「リーダーシップ」に関する本は世の中に山ほどあるが、本書はそういったリーダーシップに関するこれまでの研究を全体俯瞰して整理している。書き方もシンプルで非常に分かりやすい。
リーダーシップについて学び始める方には非常に良い本ではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本版のリーダーシップ論を展開している。
コラムに福島原発の吉田所長の話が出てくる。
本当のリーダー、命をかけた組織とのタイマンを張るエピソードが一番心に響いた。 -
ミドルマネジメントと合わせて、手元に置いて読み返したい。
リーダーとしての資質や能力不足を感じながら仕事をしているが、リーダーが陥りやすい罠やあるあるが本の中で言語化されており、自分だけじゃないんだ…と安堵を覚えた。
完璧なリーダーにはなれなくても、高い志をもって理想を目指して努力できる人間でありたいと改めて思った。
-
前段の論理編、後半の実践編ともに、実務にすぐに活かせる内容。
-
済み
-
■PM理論
※performance、maintenance
※P行動(目的の達成)、M行動(集団の維持・強化)
∟pM型 Mは強いが目標達成力は弱い
∟PM型 Mも目標達成力も強い
∟Pm型 目標達成力は強いがMが弱い
∟pm型 どちらも弱い
■SL理論
※シチュエーションリーダーシップ
∟S1 指示型 発達度D1
∟S2 コーチ型 発達度D2
∟S3 援助型 発達度D3
∟S4 委任型 発達度D4
■リーダーシップとマネジメントの違い
・リーダーシップ
進路を設定(ビジョン)
1つの目標に向け、組織メンバーの心を統合
動機付けと啓発
・マネジメント
計画の立案と予算策定
組織化と人材配置
コントロールと問題解決
■リーダーシップ開発
人格面の意識の次元を上げるアプローチとして
リベラルアーツを学ぶと良い。
自分自身どうありたいかを明確に垂直的開発を行う。
知識・スキルは水平的開発
哲学・倫理観は垂直的開発
■ありたい姿を描く
①身近なリーダーの長所を具現化する
②他者と共有して気づきを得る
③あるべきレベル感を自覚する
-
リーダーシップの行動モデル
・制御力(自己制御)
・競争力(戦略実行・目標達成)
・影響力(人材育成・価値創造)
〇横軸
結果重視(目標達成・価値創造)
要因重視(戦略実行・人材育成)
〇縦軸
論理重視(戦略実行・目標達成)
感情重視(人材育成・価値創造)
〇コーチングのプロセス
学習共有
対応分類
状況設定
情報支援
情報提供のスタイル
・指示
・指導
・協働
・委任 -
リーダーシップ論を体系的に学べる
どう行動するか、というよりどういうリーダーシップ論かについてが厚く、個人的には本社で学んだ各リーダーシップ論をそれぞれ別に勉強する必要があるのかなと感じた
ダンバー数は、なるほどなと思った用語で
一人の人間が社会的関係を結べる人数は150人が平均という事実だ
-
変化の激しい現代において求められるリーダーシップを理論やケーススタディを通して学べます。
まずは、自分自身に正直であるリーダー(オーセンティシティ)を目指してしっかりと自己を律していきたいと感じた。 -
リーダーシップの概論と、グロービスの知見を駆使したレクチャー的内容。まず全体像、基礎部分を作るのにはとてもよい。