幸之助論 「経営の神様」松下幸之助の物語

  • ダイヤモンド社 (2008年4月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784478003121

作品紹介・あらすじ

「素直な心」が道をひらく

「いくつもの逆境をくぐり抜け、自分の夢を組織の夢に、さらに社会に奉仕する夢にまで高めた」
「『利益をあげているということは、社会に奉仕、貢献できている証である』という幸之助独自の利益観も意義深い」
(神戸大学大学院 経営学研究科 教授 金井壽宏)

コッターが、松下幸之助の生涯を丹念に調べ上げ、分析した。幸之助の人生は、仕事においても私生活においても、常に悲しみと喜び、蹉跌と成功、不安と夢、恐怖と希望が拮抗しつつ同居していた。一つひとつの節目をくぐるたび、幸之助の感情は大きくうごめいたはずだと、コッターは主張する。経営者とは、夢に満ち溢れた熱い人物であるのではない。また理詰めで分析的な問題解決をする人でもない。積極性、論理性より、むしろ一見マイナスに見える面や感情に彩られた機微が大事なのである。それらについて、コッターは、幸之助を公人、私人、心の世界という3つの視点でとらえ、特に幼少期からの心理的外傷(トラウマ)がテーマとなる「心の世界」まで描き切ろうと意欲的に取り組んだ。偉大な経営者に対しても、存在そのものを神格化しないのがコッター流である。経営学分野における有用な分析的伝記であることを神戸大学大学院経営学研究科の金井壽宏教授が解説する。

みんなの感想まとめ

経営の神様として知られる松下幸之助の生涯と理念が描かれた本は、現代に生きる私たちに多くの示唆を与えてくれます。困難を学びに変える姿勢や、信念と情熱の重要性が強調されており、読者は彼の生き方から勇気をも...

感想・レビュー・書評

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  • ◆◇━━━━━━━━━━━━
    1.この本を選んだ目的  
    ━━━━━━━━━━━━━◆
    学校の授業で課題図書が続いており、今作もそれで手にしました。
    松下幸之助さんの本は初めてでした。
    私の兄が幸之助さんファンだったので、いつか読もうと思ってました。 
       
    ◆◇━━━━━━━━━━━━
    2.概要
    ━━━━━━━━━━━━━◆
    松下幸之助さんの幼いころから、亡くなるまでの壮絶な人生が描かれています。
    この本は伝記のようなものではなく、松下幸之助の取り組みから、学びにつなげていくことを目的としている。
    神格化するのではなく、その優れた取り組みに注目していく。

    ◆◇━━━━━━━━━━━━
    3.感想
    ━━━━━━━━━━━━━◆
    すごい人生ですね。
    9歳で大阪に丁稚奉公、1日16時間働いた話もすごいですが、
    兄弟や、両親などが、幼くして、亡くなっているんですよね。
    頼る人も、お金もない中で、1人で生き抜いていく強さ、
    そして、自分がなんのために生きていくのか、働いていくのかがはっきりして、
    ほんと、すごいな~と、感じました。

    とくに、困難に立ち向かう姿がすごい。
    困難な時にどう対処し、そこから何を得るかを意識していて、
    困難を乗り越えるごとに成長していったことがうかがえます。

    ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━
    4.具体的にどのような点を学習したか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
    失敗を受入れ、その失敗に立ち向かっていく姿は、リーダーに必要な資質だと感じました。幸之助は、成功は自分が正しい道を歩んでいるという証拠であり、失敗は人生で味わわなければならない不可避の試練であると受け止めており、失敗があることを前提に取り組んでいたことがわかります。

    幸之助は常に顧客のニーズを第一に考え、それに応える製品やサービスを提供しました。当時からデザイン思考的な考え方ができ、お客様目線で商品を提供することができていたと思います。

    ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━
    5.具体的にどのような行動をするか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
    何歳になっても努力を続けた幸之助、56歳で初めてアメリカに行き、そこから、また多くのことを学んでいく姿勢は、とても素晴らしいと感じます。私自身もこれから50代に向かっていくところですが、学び成長して、自身の役目を果たせるように生きていきたいと感じました。

    私は、困難なことや、嫌なことがあった場合は、そこから逃げる傾向があります。困難な状態から逃げたり、避けたりするのではなく、その状態と向き合い、そこに対応することで得られるものを見出し、積極的に困難に立ち向かうようにしていきたいです。

    近年は勤務時間がしっかり管理され、多くの人たちは決められた勤務時間内で仕事をしており、一部の人だけが時間をかけて取り組みをしている状況となっていると感じています。私自身は勤怠の自由度が高く、「働かない」こともできれば、「働く」こともできる状態であり、実質、勤怠管理はされていない状態です。そのような状況の中でも、しっかりと、時間をかけて取り組むことを選択していきたいと思います。
    9歳で1日16時間働いていた幸之助さんのように、時間をかけていくことで得られることは多いと思いますので、働く時間を増やして、成果や、結果をより良い状態にできるような取り組みをしていきたいです。

  • 経営の神様 松下幸之助の一生から現代の私たちへの学びに通ずるものは何かを考えた本。「艱難汝を玉にす」は幸之助から産まれた言葉に感じるくらい、あらゆる困難を学びに変えて突き進む。青春は年齢ではなく心のもちよう。

    信念と情熱があれば何でもできる。そう思わせくれる素晴らしい一冊。

  • 松下幸之助の一生を第三者の視点から書いているので、松下幸之助のすごさを素直に受け止められます。この人はすごい。

    素直な心、謙虚な態度、顧客志向、不断の改革、社会を志向する使命、衆知…どれも今でも通じるはずなのに行き詰まり感はないか?本当にこうした理念を大事にできているか?考えずにはいられません。

    日本は豊かになったけど、世界には、幸之助さんが乗り越えてきたような家族の死や戦争と同じか、もっとしんどい思いをしている人がいるわけで、まだまだ彼の理想には程遠く、やるべきことは沢山あるはず。

    彼のようにいつまでも学び、いつまでも働いて人生全うしたいものです。

  • 松下電工(現:パナソニック)創業者である
    松下幸之助さんの生涯と経営論が綴られており、
    とても勉強になりました。

    驕ることなく謙虚に誠実に、そして優しく。
    それが出来る人と出来ない人で、
    爆発的な人気をもって一発屋の企業として終わるのか
    末永く人々に愛される企業であり続けるのかについて
    考えさせられました。

    例のストーブの事故があって、
    もう何年も経つのにこの時期になると
    未だにCMが流れる事、なんかちょっと
    意味がわかった気がします。

  • 松下幸之助について、ジョンコッターが書いた本。幸之助の生い立ちからその一生を振り返り、そこで醸成されてきた価値観、リーダーシップ行動について学ぶことができる。
    これまで読んできた幸之助の数冊と比較し、幼少期から戦後の成長までの過程、困難な経験と乗り越えてきた行動がよくわかり、どのように価値観が生まれたのかがわかる。特に、素直な心、これは誰しもが持つべきもの思うものだが、なぜそうなのか、そう思うに至るまでの彼の体験をなぞることができ、とても学びになった。

  • リーダーとして自分に足りないことに気づかせてくれる本。

  • 不思議。体が強くないらしい中、頑張り続ける、成長し続ける。できたのが凄い

  • 有名なリーダーの生涯を追える
    天才ではなく、一歩づつ自分の道を進んでいく

  • 壮絶な人生を見て、到底同じ感覚にはなれない。
    一方で、どんなに大きな企業も最初は中小企業によるある悩みを抱えながら成長している事を見ることができる点が良い。

  • 経営の神様と言われた松下幸之助を外国人であるコッターが書いた本であることが興味深い。幾度の困難にぶち当たっても必ずできるという確信を持って事にあたり、素直な心で謙虚さを忘れない。この本からの学びは、謙虚であれば人はいつでも、いくつになっても学び成長し続けることが出来るということであった。
    以下、印象的な一文。
    「いつも目を開けている人は道に迷うことはないし、いつも他人の言うことに耳を傾けている人も迷わない」

  • 松下幸之助氏のことは、あまりよく知らなかったが、本当に胆力のある人なのだと思う。何度も読み返したい。

  • 『#幸之助論』

    ほぼ日書評 Day505

    既に古典の域に近づいている一冊かもしれないが、たいへんな良書。色々と有名なエピソードの多い松下幸之助を、リーダーシップ論で名高いJ.P.コッターが「伝記形式」で綴った一冊。

    あらためて「変革」というものを学んでみたいと思い、手にしてみた。

    松下電器の経営という観点では「晩年」にあたる1960年、トヨタから自動車向けラジオの納入価格を半年で15%下げる要求を受けた際、「この問題をトヨタからの理不尽な要求と考えてはなりません(…)我が国の主要輸出品は自動車で(…)日本車を手頃な価格で買えるよう(…」トヨタから要求があるまで、手をこまねいていてはだめなのです。こうした要求を予測し、それに合わせられるよう準備しておかなければならない」と言ったという。

    また、同じ年には5年以内に「日本で初めて週労働5日制を導入した会社」とすることを宣言し、その後の日本経済の弱含みにもかかわらず、目標実現の過程で大幅な生産性向上を実現、予定通りの5日制移行を実現した。

    続いては、賃金アップ5ヵ年計画だ。低賃金で安価な輸出品生産というそれまでの日本の成功モデルを否定し、抜本的な改革をおこなうことで、5年目の1972年に、松下従業員の賃金はアメリカのそれに並んだという。

    既に大きな成功を収め、普通は大きな冒険は避けたくなる頃だろうに、いずれも非常に高いレベルの目標をかかげ、その実現のために、現場や時として社外までをも巻き込んで、その知恵を結集するという、何ともスケールの大きな実行力を物語るエピソードである。

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  • 自伝かと思いきや、リーダー論である。
    特に印象的なのは、天理教に関心を示した幸之助の心情。経営も科学も宇宙も宗教に繋がることを、然もありなんと。


    p19
    青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
    青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。ときには、二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。

    たとえ極貧にあっても、たえず自分を鍛えようという意思があるかぎり、多くのことを成し遂げることができる。逆境を脅威と考えるのではなく、学ぶための機会と見なす。辛苦と失敗を通じて、人はより強く生まれ変わることができる。成功によって驕り、挑戦しなくなれば、個人の成長は止まる。自分の行動を謙虚に誠実に見極めようとする意志こそが、成長の根本である。

    逆境は不安を高め、常に危機感を抱かせ、自己満足を遠ざけた。悲劇続きの人生は、自分は失敗を越えて生き残れる、だからリスクに挑むことができると彼に教えた。この一連の経験が途方もなく大きく複雑な感情ー苦痛、怒り、恥、屈辱などーを呼び起こし、それが強力なエネルギーの源となったなった。

    [幸之助の物語が教えるもの]
    変化する環境にあっては、生涯にわたって学び続ける姿勢が、知能指数や家庭環境やカリスマ性や学歴よりも、偉大な成功や抜群の業績につながる。
    生涯にわたって学び続ける姿勢は、謙虚さ、素直な心、リスクに挑む意志、人の意見を傾聴する能力、そして誠実な自省と深く結びついている。
    大きな理想主義的・人道主義的な目標と信念は事業での成功と矛盾するものではない。少なくとも急速に変化する状況にあっては、その目標と信念が成長を促す支えとなり、それによって業績をあげることもありうる。
    逆境は職業や人生を打ちのめすばかりでない。それなりの条件が整えば、苦難の時期は大きな理想と絶えざる成長を育み、偉大な業績達成に結びつくことがある。


  • この本で心に刺さったのは「驕り」「謙虚」「成長」の3つである。一代で日本が誇る企業を形成した松下さんの生きざまが本書からみてとれます。人間の生活の質を向上させるという大きな志を持ち、会社が成功しても奢ることなく、謙虚な姿勢で学ぶことをやめず成長し続けた松下さん。85歳になって教育という仕事をはじめ、常に理想を追い続けて歩みを止めない姿が心につきささりました。松下さんのお気に入りの詩の一節「年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うとき初めて老いる」を自分も心にとめておこう。

  • 衆知(集団の知恵)

    最も重要なことは素直な心を持つこと

  • ENL読本
    幸之助に関する初の書物
    やはり、凄い人だったんだと
    そして、彼の信念は今の我々の生き方にも当てはめられる

  • ▼どんな偉大な人物でも最初から偉大であった訳ではない
    ▼成功よりも苦難が人を強くする
    ▼あなたがいなければ私たちは成功できないという印象を与える
    ▼年を重ねただけでは人は老いない。理想を失う時、初めて人は老いる
    ▼ただ真面目に働くだけでは十分ではない。どんな仕事をしているにせよ、自分が社長であると思って、自分自身の仕事に責任を負わなければならない。
    ▼いつも目を開けている人は道に迷わない。いつも他人に耳を傾けている人も迷わない。
    ▼技能や知恵は簡単に買い求められるような日用品とは違う。起業が涵養すべき資質なのだ。従業員を積極的に育てようとしている会社は、既存の能力を利用しようとするだけの会社よりも、はるかに有利である。
    ▼勝利を収める人は、生涯を通じて成長しようとする意欲と能力のある人だろう。

  • 松下幸之助についてリーダーシップの観点からコッターが記した著。大変参考になる。

    <特に心に残ったこと>
    ・苦労をするほど人は成長できる。
    ・謙虚であることがとても重要
    ・小さくとも原体験をもとにした志を持つこと。

    <メモ>
    ・リーダーシップ研究 資質アプローチ→行動アプローチ→状況アプローチ
    ・偉大なリーダーになる生き方とリーダーシップの育て方も時代の中の社会環境の影響を受ける。
    ・時代の中に成長がどう埋め込まれているかを読み取る知性を磨き続けたからこそ、結果において偉人となった。
    ・人を消耗させるような苦難を学習の源泉に変え、成功の背後に潜む原動力へ変化させていった
    ・逆境によって人は強くなる。一人前として信頼されるようになるには、多くの試練と訓練を甘受すべき。
    ・成功した企業に最も危険なのがおごり。解決するために高い使命を設定。この地上から貧困を撲滅すること。こうすることで現場に満足し、緩慢になってはいられなくなるように。
    ・サムウェルマンの詩 
     青春とは人生のある期間ではなく、心のもちかたをいう。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、炎える情熱を指す。青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
    青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心を意味する。時には、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
    歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い、精神は芥になる。
    60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、驚異に魅かれる心、幼児のような道への探究心、人生への興味の歓喜がある。君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。人から神から美・希望・喜悦・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。
    霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ、悲難の氷に閉ざされるとき、20歳であろうと人はオイル。頭を高くあげ、希望の波をとらえる限り、80歳であろうと人は青春にして巳む。



    ・PHP哲学の核心
    1人間は根本的に善良で分別がある
    2人類は物質的にも精神的にも、成長し進歩する力を発揮してきた
    3人類は選択する力を持っている
    4我々には世界が直面している困難な問題に物質的・精神的な資源を集中させる力がある
    5困難な問題には素直な心と他人から学ぼうとする気持ちで立ち向かう。
    ・従業員は学び成長させるもの。命令ばかりでなく、権限と責任を与えるべき。
    ・あらゆる労苦を救おうとするのでなく、社会的に有益な仕事を奨励し、人々を成長させるためにお金を使った。
    ・辛苦と失敗を通じて、人はより強く生まれ変わることができる。成功によって驕り、挑戦しなくなれば、個人の成長は止まる。自分の行動を謙虚に誠実に見極めようとする意志こそが成長の根本。
    ・安楽な習慣的業務から追い立て、リスクを取り、率直に成功と失敗を反省して、他人の意見に耳を傾け、素直な心で人生を見つめ、衆知から何かを引き出そうとした。
    野心や信念存在。
    ・一連の悲劇が人を育て、夢を育み、目標と信念に。
     安楽な場所から離脱し、リスクに挑戦し、経験を謙虚に反省し、素直な心で物事をみ、他人の意見を真摯に聞き、周知を尊重することで成長を実現。
    ・生涯にわたって学び続ける姿勢は謙虚さ、素直な心、リスクに挑む意志、人の意見を傾聴する能力、そして誠実な自制と深く結びついている。
    ・目標と信念は成長を促す支えとなる。
    ・逆境は人生を打ちのめすばかりではない。大きな理想と絶えざる成長を育み、偉大な業績達成に結びつくことがある。

  • リーダーシップ論、企業変革論の大家、コッターによる「幸之助論」。新著かと思ったら、1997年に出版され、翻訳されていたのが、日本では絶版状態になっていて、このたび新訳がでた、とのこと。

    コッターが書く松下幸之助というわけだから、単純な評伝にはなるはずもないし、こちらも正確な伝記をアメリカ人に求める気もない。関心は、コッターが、そのリーダーシップ論とからめながら、どのように松下幸之助を論じ、そこからどのようなインプリケーションを引き出すか、というところだが、さすがコッター、一般適用可能性と時代/地域特殊性を意識しながら、実にケースとしてうまく整理している。

    結論的には、リーダーは生まれながらにしてリーダーなのではなく、逆境を克服していくなかで、リーダーとして成長していく。松下幸之助の場合は、この「生涯を通じた逆境を乗り越えていく事による成長」と「素直な心」がキーワードということだろうか。

    欲を言えば、余りにも手際よく整理されていて、すこしリーダーシップのマニュアル化みたいな感じがしてしまい、今ひとつ、感動を引き起こすという感じが少ない気もする。ということは、もともとこの本に期待する役割とは矛盾するので、無理難題ではあるが。

    いわゆる理論的なリーダーシップ論みたいなのを読むより、理論的なフレームワークを意識しつつ書かれたこの評伝を読む方が良い、ということは言える。

  • グロービスの課題図書。

    素直な心。
    謙虚かつ学び続ける姿勢。

    これを培ったのは壮絶な幼少期のトラウマと、ビジネスの世界での苦難の連続を何くそと乗り越え続けてきた経験。
    正直、どんな逆境でも前を見続ける松下氏が信じられない。

    が、彼は前を見続けて成功し、他人にも伝えようと行動した。
    松下氏自身は幸せだったのかはよくわからないが、成功したのは確か。

    私も色々な逆境があったときに、前を向き続けることが本当にできるだろうか。
    今の覚悟では足りていないのではと気づかされた。

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著者プロフィール

株式会社メディカルクリエイト

「2013年 『今すぐできる!問題解決型思考を身につける基本スキル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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