超人気ワークライフバランスコンサルタントが教える キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.53
  • (18)
  • (33)
  • (41)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 273
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478003589

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • オススメの一言
    「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。
    そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」

     正直に言うと、読む前にすごい題名だな、と思い笑ってしまった。一体どんな人がこの本を書いたのだろう、と思いながら読み始めると、そこには題名と同じように率直な言葉が並んでいた。
     花柄のワンピースに身をつつみ、「大学を卒業したら専業主婦になるの」と言っていた女性は10年後には社長になっていた。著者の小室淑恵さんは、大学内の講演会、休学をしてのアメリカ留学を経て、育児休暇を取った後に社会復帰をしやすいシステムの導入等、「ワーク・ライフバランス」(仕事と家庭の両立)というアメリカの制度を日本にも取り入れることを目指し始めた。人々がプライベートを楽しむことによって仕事が上手くという好循環を生み出すのだと信じる著者は、資生堂を退社した後にワーク・ライフバランスを広めるためのコンサルティング業を主とした会社を設立した。
     著書では著者の小室さんの経歴や、仕事で役に立つ技、パートナーの見つけ方等が書かれている。今回は、私が読んでいて面白いと思った部分を2つ紹介しようと思う。

     まず一つ目は、オススメの一言にもあげた、「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」という部分である。この部分は、著者がインターンにいったときにやりたい企画があるのに、電話で営業のアポイントメントを取らされた、という経験を元に書かれている。著者のすごいところは、目の前の仕事を馬鹿にせず仕事の上手くいく人を観察し、自分の仕事にも生かそうと粘り強く努力をするところである。結果、著者は自分のやりたかった企画の仕事をすることができた。私も今インターンを始めたばかりで、まだ右も左も分からない状態だが、一つひとつコツコツと取り組んでいきたいと思った。
     そして二つ目は、信頼できるパートナーかを判断するには、「女性のまじめな話を最後まできちんと聞く人かどうか」を目印にすると良いという部分である。議論が苦手な女性相手でもフォローをしてくれる男性なら、家事や育児の分担の話し合いでも、女性の意見を聞いてくれる、というのが理由だそうだ。女性が相手だとまじめな議論をせずに、すぐ揚げ足を取る男性はダメだ、と言っているのが潔い。

     今回は2つの部分をご紹介したが、他にも面白く読めてタメになる部分がたくさんあるので、女性にはもちろん、男性の方にも女性の心理をつかめる本としてオススメしたい。

  • 正直に言うと、読む前にすごい題名だな、と思い笑ってしまった。一体どんな人がこの本を書いたのだろう、と思いながら読み始めると、そこには題名と同じように率直な言葉が並んでいた。
     花柄のワンピースに身をつつみ、「大学を卒業したら専業主婦になるの」と言っていた女性は10年後には社長になっていた。著者の小室淑恵さんは、大学内の講演会、休学をしてのアメリカ留学を経て、育児休暇を取った後に社会復帰をしやすいシステムの導入等、「ワーク・ライフバランス」(仕事と家庭の両立)というアメリカの制度を日本にも取り入れることを目指し始めた。人々がプライベートを楽しむことによって仕事が上手くという好循環を生み出すのだと信じる著者は、資生堂を退社した後にワーク・ライフバランスを広めるためのコンサルティング業を主とした会社を設立した。
     著書では著者の小室さんの経歴や、仕事で役に立つ技、パートナーの見つけ方等が書かれている。今回は、私が読んでいて面白いと思った部分を2つ紹介しようと思う。

     まず一つ目は、オススメの一言にもあげた、「やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。そうすることが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです。」という部分である。この部分は、著者がインターンにいったときにやりたい企画があるのに、電話で営業のアポイントメントを取らされた、という経験を元に書かれている。著者のすごいところは、目の前の仕事を馬鹿にせず仕事の上手くいく人を観察し、自分の仕事にも生かそうと粘り強く努力をするところである。結果、著者は自分のやりたかった企画の仕事をすることができた。私も今インターンを始めたばかりで、まだ右も左も分からない状態だが、一つひとつコツコツと取り組んでいきたいと思った。
     そして二つ目は、信頼できるパートナーかを判断するには、「女性のまじめな話を最後まできちんと聞く人かどうか」を目印にすると良いという部分である。議論が苦手な女性相手でもフォローをしてくれる男性なら、家事や育児の分担の話し合いでも、女性の意見を聞いてくれる、というのが理由だそうだ。女性が相手だとまじめな議論をせずに、すぐ揚げ足を取る男性はダメだ、と言っているのが潔い。

     今回は2つの部分をご紹介したが、他にも面白く読めてタメになる部分がたくさんあるので、女性にはもちろん、男性の方にも女性の心理をつかめる本としてオススメしたい。(999字)

    • atuki029さん
      2つ目に面白いと思われた点に凄く同意です。

      現代の風潮は女性はとにかく話を聞いてほしい生き物である、みたいなことが言われていますが、
      それ...
      2つ目に面白いと思われた点に凄く同意です。

      現代の風潮は女性はとにかく話を聞いてほしい生き物である、みたいなことが言われていますが、
      それって、聞いている男性からすると単なるガス抜きにしかなっていないのでは?と思ってしまうわけです。

      だったらそこから解決策を出した方が本人にとっても良いのではないかというのが男性目線の意見です。

      お互い、違った脳の仕組みをしていても、パートナーとは同じ空間で生きていくもの。
      だったら、共感しあえるところは多い方が2人のためにもいいはずです。
      2012/10/02
  • 考えが少し古い

    全てが自慢話のようにみえる

  • 【わくわくできるライフプランを持っていますか?】

    「仕事とプライベートはいったいどっちの方がもっと重要だと思う?」あなたはきっとそういう問題を考えたことがあるだろう。しかし、この問題の答えを出すのは決してそんなに簡単ではない。それは「卵が先か、それとも鶏が先か?」と同じ性質の問題だからだ。そうなたっら、答えは何だろう。本書の著者小室淑恵は自分の経験を述べ、仕事とプライベートを両立し、相乗効果を実現する方法を紹介している。もし自分が将来の仕事のやり方や生活の過ごし方などに疑問を持っているなら、この本は必ず参考になる。またこの本の著者が女性だから、女性の視点でこの本を書いている。女性が読むと、きっといろいろなことについて共感できるだろう。
    小室淑恵は今の日本の女性の仕事について様々な誤解を解説している。例えば「子供の都合でフルに働けないのは、会社に申し訳ない」という間違えた意識をもって、会議で自分の考えも発言できず、昇進も自分から断ることが多い。実はフルタイムではない人も、会社にとって人手不足の今は大変助かるの存在だ。会社がほしいのは決して遠慮をしながら働くことではない。今までの固定観念に縛られる女性の数は少なくないだろう。
    本書は社会的にマクロ的な視点だけではなく、職場や生活について様々なアドバイスもしている。「早く帰ってもだれにも文句を言われない方法」から「夫が家事や掃除をする習慣を養成する方法」まで、人生の中の様々な時期に良く効く方法も数多く紹介した。
    私の印象に一番残っているのは最初の9ページにある「わくわくできるライフプランを持っていますか?」というセンテンスだ。わたしはいつも自分が前向きだと思っていたが、このセンテンスを読んで、自分を振り返り見ると、わからなくなった。もし本当に前向きなら、そういうわくわくできるプランをどうして今も実施していないのか?私は、もしかして社会に流されて、自分が前向きだと思ってしまっているかもしれない。この本を読み終わった瞬間、もう一度自分の人生に責任をもって、計画を設定し、実行しようと思うようになった。疑問を持つことはけして悪いことではない、疑問も私たちを前に引っ張る力の一種だと思う。

  • ?仕事の基本プレゼン力を身に着ける。
    ?近道は営業を経験すること
    ?自分の部署を変える→残業を減らし、定時対処をするには何をすべきか
    ?15年後の日本は介護大国になる
    ?自分がロールモデルになる
    ?3足、4足のわらじを体感し、刺激を多く受ける

  • ハイスピード斜め読み。(多分2回目)
    なんか、自分がこの先のキャリアで何を大切にしていきたいのか考えていたんだけど、ちゃんと子育てもして、育休も取って、短い時間でちゃんと結果を出せるようにしていきたいと思った。

  • 【604】
    昨日読んだ、ちきりんの本と通じるところが多かった。
    結局は効率、生産性を上げることが大事。

  • おかげさまでと相手のおかげで仕事が進んだことを伝える。特に帰る前に言うと早く帰りやすい

    業務報告、進捗報告をして、自分が何をしてるか上司に把握してもらうことで、周りも安心する

  • 以前読んだ小室淑恵さんの「6時に帰るチーム術」という本がとても良くて、会社のオフィスに置いて常に目に留まる様にしている程。
    でも何故か他の著書を読んだことがなかったので、何冊か購入してみました。

    ライフワークバランスについて書かれた本書ですが、それが求められる背景の説明が分かりやすく、思わず納得してしまいます。
    今の日本の社会が抱える課題についても、他国と比べることで危機感を持ち、事象を課題として捉えることが出来ると思います。

    また、ライフワークバランスを提唱するだけでなく、その為に取り組むべきことや心構え何かにも触れられていて、とても実践的だと感じました。

    会社が変わるのを待つのではなく、自分たちが出来ることから実践してみる。
    その意見に大いに賛同します。

  • ワークライフバランスを実践するための発想・行動のヒントがいっぱい詰まった一冊です♪

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

全46件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。公立学校250校、民間企業2000社、7省庁の働き方改革コンサルティング実績を持つ。文部科学省「中央教育審議会」委員、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。2児の母。『男性の育休』(天野妙氏との共著、PHP新書)など著書多数。

「2023年 『先生がいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小室淑恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×