マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝

著者 : バラク・オバマ 木内裕也 白倉三紀子

• ダイヤモンド社 (2007年12月14日発売)

感想・レビュー・書評

[croissant21さんの感想 · 2013年1月25日]

この本を読んで、黒人がアメリカ大統領になるということがどれ程大きな出来事だったのかが少しわかったような気がした。かなり分厚い本だが飽きることなく読めた。

[nyankoteacherさんの感想 · 2009年7月20日]

大部な本であり、冗長な展開と思える部分もあって必ずしも読みやすいとは言えないが、オバマのような複雑なエスニックが、アメリカの社会でエスタブリッシュになる過程での葛藤が赤裸々に書き込まれている。黒人であることの心理を、ここまで世界中に知らしめることのできたオバマは、やはりエポックメーキングである。

[rodhosさんの感想 · 2008年3月31日]

民主党の大統領候補バラク・オバマの自伝です。理想主義的な彼のおいたちは、白人の母とケニア人の父、インドネシア人の義父、ハワイに住む祖父母など、さまざまな才能にあふれながら、社会的には苦労をさせられている家族とのかかわりが重要な影響を与えているように思いました。ハーバードのロー・スクールに入る前には、シカゴで草の根の運動を行っていた経験があるそうですが、難しい仕事に真正面から取り組む姿勢にも驚きました。

[微さんの感想 · 2008年3月18日]

アフリカからの一本の電話で、すべては始まった−。人種のはざまで揺れる想い。ケニヤで見つけた父の夢。黒人初のアメリカ大統領を目指す男、バラク・オバマの内なる旅の記録を綴った回想録。

著者プロフィール

アメリカ合州国の第44代大統領。カンザス州生まれの母とケニア生まれの父の間に、ハワイで生まれる。本書のアイデアは、2人のむすめマリアとサーシャと過ごしているときに思いついた。その後大統領に選ばれ、現在は妻のミシェル、むすめたち、愛犬ボーといっしょに首都ワシントンにあるホワイトハウスで暮らしている。

「2011年 『きみたちにおくるうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」