物語編集力

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.12
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本棚登録 : 210
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478003862

作品紹介・あらすじ

編集は、イメージをマネージすることだ。なぜ「スター・ウォーズ」と「伊右衛門」は当たったのか?仕事にも表現にも使える"知の技法"。噂の「イシス編集学校」を初公開!人と仕事を動かすバツグン情報技法。

感想・レビュー・書評

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  • 錆びついたあなたの物語を、
    光り輝かせませんか?
    編集するのはあなた自身。
    それは未来であり夢である。
    そして、僕の快楽となる。

  • 保留

  • 言葉というのはストーリーを伝える為にある。ありふれたストーリーも語り口を変えれば新たな側面を見せる。つまり、それは編集の力だ。

  • 内容はともかく読みにくかった! 説明部分でやたらと多様されるカタカナ語…なんとかならなかったのでしょうか。「意味」にわざわざ「セマンティクス」というルビを振っているのをみて脱力しました。
    これらの横文字をストレスなく日本語に変換できる一部の人に向け書かれているのだと、僻みたくもなります。

  • 図書館にある。

  • イシス編集学校、センヤセンサツ

  • 奥野博さんは言う
    『科学技術の肥大化がさまざまなところで機能不全を起こしている』
    とは一体どういうことだろう。

    科学技術は 発展することはあっても 肥大化するというような現象がどこで生まれているのだろう。
    肥大化する反対の縮小化していくにしても科学というのは進んでいくのである。
    問題は 科学が細分化、個別化されていくことで
    科学を如何にマネージするかの問題であるが
    イシス編集学校の師範の言葉としては 不適切な気もする。
    言葉が 正確でなくて 自分の想いで 表現すると 
    何かがゆがんだ方向に進むことになっていく。

    ダイナマイトの開発が どれだけの ヒトを殺したのだろう。
    そして、どれだけの労働力を減らし 道をつくり便利にしたのだろう。

    銃の開発が どれだけの ヒトを殺したのだろう。
    そして、どれだけの獲物を確保することで、
    命を永らえることができたのだろう。

    クルマの開発が どれだけの ヒトを殺したのだろう。
    どれだけ、空気を汚したのだろう。
    そして、どれだけ移動が簡単となり、ものを運ぶことができたのだろう。

    クスリの開発が どれだけの ヒトを救ったのだろう。
    そのために どれだけのヒトが犠牲になったのだろう。

    言葉の開発が、文字の開発が、コンピュータの開発、インターネットの開発が、そのようなさまざまな 進展が、 
    人間と社会にどのような恩恵をもたらすかは、 
    編集力の力によって 組み立てられていくのだろう。

    その機能不全とは 結果から考えることによって起こる現象なのだろう。
    機能不全がないとはいえないが マネージがないことが
    もっと大きな問題なのだろう。
    科学も物語であり 編集力が必要である。

  • 松丸本舗で有名な、松岡正剛さんの監修。
    物語をものがたるために必要な、編集力のすべてが詰まっています。
    イシス編集学校とは、ウェブ上の文章修練学校。
    課題をこなす人たち、楽しかっただろうなあ。
    物語マザーについて、もっと知りたいです。

  • ISIS編集学校に興味があってWeb指南も受けてみたんですが、本講座を受けるにはまだ迷いがあって、それでこの本を購入してみました。
    そしたら10月11日に札幌でワークショップがあることを知って、それを受ける前に読まねばーっ!!って感じで読んだんですが。
    途中で中断。
    刺激的だけど逆にワークショップ楽しめなさそう。
    ワークショップ終了したらまた読むつもり。

  • ISIS編集学校の生徒さんたちの作品はともかくとして(というか、読み飛ばした)、
    合間合間に書いてある物語論はなかなか面白い。

    しかしこれだと松岡正剛著とおもってだまされる人もいると思うから、
    本としてはどうかな、と。

    中身はそこまで悪くないですよ。

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著者プロフィール

一九四四年、京都府生まれ。編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。一九七〇年代、工作舎を設立し『遊』を創刊。一九八〇年代、人間の思想や創造性に関わる総合的な方法論として″編集工学〟を提唱し、現在まで、日本・経済・物語文化、自然・生命科学、宇宙物理、デザイン、意匠図像、文字世界等の研究を深め、その成果をプロジェクトの監修や総合演出、企画構成、メディアプロデュース等で展開。二〇〇〇年、ブックアーカイブ「千夜千冊」の執筆をスタート、古今東西の知を紹介する。同時に、編集工学をカリキュラム化した「イシス編集学校」を創設。二〇〇九~一二年、丸善店内にショップ・イン・ショップ「松丸本舗」をプロデュース、読者体験の可能性を広げる″ブックウエア構想〟を実践する。近著に『松丸本舗主義』『連塾方法日本1~3』『意身伝心』。

「2016年 『アートエリアB1 5周年記念記録集 上方遊歩46景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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