この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方
- ダイヤモンド社 (2008年2月29日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478003947
感想・レビュー・書評
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数々の成功者はそうじゃない人とどう違うのか。
読むほどにうなずきが多くなる内容でとても心に響きました。
著名人の言葉も沢山引用されており、まさに名言ばかりでした。
CNN司会者ラリー・キングの言葉
「私は毎朝、自分にこんな風に言い聞かせている。『今日、私が口にすることは、私には何も教えてくれない。だから、もし何かを学ぼうとするなら、私は人の話にじっくりと耳を傾けならねばならない』と」
非常に良い本だと思います。おすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
決断力や判断力が高く、明確なビジョンがあって、人格が頑強、かつ、人の話をよく聞いて、・・・なんて人がいれば、私だってついていきたい。そんな法則聞いたって上司に対する不満が募るだけだと思うのは私だけではないはず(これは、自分に対するエクスキューズではありません)。なので、本書の読み方は、この理想的人物に自分が如何に近づくか、どうやって21個の特徴を自分に取り込むかという風に読むのが正しいでしょう。繰り返しますが、自分の上司がこのような人物でないことを嘆いても始まりません。
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また出逢ったバイブル。エグいです。書かれているのは、いろんな自己啓発書のエッセンスのように感じますが、日々自分が何を問いかけていけばいいのか、改めて確認させられます。
本当に大切なことを自分の中で確固たるものにするために、振り返りをより強めていきます。 -
人びとを惹きつけ、事を成すリーダーになる才能が自分にあるだろうか。自分の内面を正直に見つめたとき、そこに夢を実現するのに必要な資質を見いだすことができるだろうか。自分の持てる能力を生かしたいのなら、この人についていきたいと心から思われるような、すぐれたリーダーになるために必要な資質を知り、伸ばし、磨くことが大切である。(Amazon.co.jpより)
著者のジョンC.マクスウェルは、リーダーシップ開発の専門家で50冊以上の著書があり、全世界でシリーズ累計1300万部を記録するベストセラー著者として知られる。本著は、リーダーが備えるべき資質を21に分類し過去の偉大なリーダー達と照らし合わせて解説している。内容的にはとても読みやすく、リーダーの必要な心構えを広く浅く紹介しているといったところだろうか。
21項目を読みながら、私の足りない部分はどれだろうか?と客観的に分析してみた。「自己規律 まず自分自身のリーダーになる」というチャプターが私の中で最も足りない資質だろうと思う。自分を律しなければ、部下たちを律することなんてできるわけないと読んだ時に、当たり前だが継続することの難しさを覚えた。リーダーも一人間なわけだから、その時の気分によって行動が左右されやすい。ここを徹底しないと、リーダーの言動が支離滅裂になる可能性があり、この人についていきたいと思われない。そのためにも、まず自分自身のリーダーになる必要があるのだ。
リーダーとして職務を完遂していれば問題ないが、21もの資質を全て備えているリーダーは皆無と思っていい。自分の足りない資質を補強したり発見することで、さらに次元の高いリーダー像を目指せることができる。これからリーダーになる方や、何かしらの壁にぶち当たったリーダーは、ぜひ読んでみたらいいと思う。 -
リーダーたる人間の資質について記述した本。
耳が痛い内容の記載が多いが、
自分の仕事ぶりや人間性を振り返るために
読んでおく価値のある本。
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この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方
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リーダーになるための法則が書いてある。様々な著名人の言葉がありおもしろいが、やや当たり前のことが書いてる。
●ミッド・パーク社アラン・バーナード社長
⇒ リーダーとして尊敬を得ようとするなら、倫理が要求されるのは当然である。リーダーたる者は、善悪の境界線を越えて善の側に立つだけでなく、善悪どちらとも言いがたいグレーゾーンをはるかに越える高い倫理観を備えていなければならない。
●カリスマ性
⇒ 人生を愛する、全ての人に10点満点をつける、相手に希望を与える、自分を分かち合う
●マイケル・ジョーダン
⇒ 「いい選手と偉大な選手の差は心にある」
●アーサー・ゴードン
⇒ 「言うことほど簡単なことはなく、日々それを実践することほど難しいことはない」
●リッケンバッカー
⇒ 勇気とは自分の恐れていることをすることだ。恐怖心を抱かなければ、勇気を持つことさえもありえない。
●時間とエネルギーの配分。
7 0%:強み、25%:新しいこと、5%:弱点
●P・F・ドラッカー
⇒ 不思議なのは、人間に上手にできないことがあることではなく、うまくできることが少しはあることである。人はみな不完全であるというのは普遍的な事実だ。
●与える習慣を身に着ける・お金を資源として捉える。
リチャード・フォスター
⇒ 金や宝物を手放せ。その行為にはわれわれの内面に作用して、悪魔のような強欲を破壊する働きがある。
●指導する相手を見つけて、自分の時間と資質を提供すればよいリーダーになれる。
●行動力のある人はリスクをとる。独創性に欠けると損をするから。
●ジョン・シュナッター
⇒ 自分がうまくできることに集中しろ。そうすれば、誰よりもうまくできるようになる。
●リーダー自身が本気で関与していないことについてリーダーシップを発揮するのは不可能だ
●エジソン
⇒ 人生の失敗者の多くはもう少しで成功できることに気づかずにやめてしまった人々だ
●デニス・ウェイトリー
⇒ 勝者になるかどうかは、素質とか高い知能指数とか才能によって決まるのではなく、心の持ち方によって決まる。成功のカギを握っているのは心の持ち方である。
●やる気を起こさせるメッセージを壁に貼る(ポストカードなどにして・・・)
●ジェリーライス
⇒ 途中で投げ出すな。いったんそういうクセがついたら、それでいいと思うようになってしまうぞ
●人々からこの人についていきたいと思われるようになるなら、奉仕の精神を身につけること
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マネージメントを経験された方は、”そんなの分かってるけど・・”という感想をもつのではないでしょか?
マネージメントのスタンスは”個性”がありますから、21の法則のうち、自分にキャラにあった法則にまずは特化して、部下からあえてラベリングされるのも手かと思います。
完全無敵の上司より、”この人あそこは抜けてるけど、でも、ついていきたい!”と思わせる上司を目指したいですね。 -
ジョン C. マクスウェル氏の書籍は何故だか私にはピンと来ない・・・
弓場隆の作品





