- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478004234
作品紹介・あらすじ
国産ブドウだけで少量生産・少量消費。ワイナリーカーブドッチの歩み。
感想・レビュー・書評
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出張帰りの新幹線で読了(15/100)
相当な苦労があったんだろうなあ。「やりたい事」を追い求め続けるって素敵だ。
新潟のワイナリーいつかいってみたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ワイナリーを経営するということを立ち上げから書いた本。だが、ビジネス書にくくるほど経営のノウハウに特化しているわけでもなく、ワイン本というほどワインのウンチクにこだわっているわけでもない。筆者(ワイナリー経営者)の持つ「地元密着」や「ファンづくり」という思想が語られている本というと最も近い。
若者がワイナリーづくりを夢見て、留学し、帰国してまた修行し、経営パートナーと出会い、ワイナリーをつくる。ワイナリーはいくつかの課題を抱えながらも拡大していく。後半、軌道に乗ってからはパン工房、チーズ工房、コンサートホールができていくのが「シムワイナリー」のようだ。
おおらかで楽しげだが、強いワイナリーのヴィジョンを持つしなやかな経営者の著書である。実際に日本でワイナリーを立ち上げたいと考える者にとっては非常に勉強になる1冊だろう。 -
本書を読んで実際に行ってみた。
ワイナリーだけでなく、温泉などもあり地域住民
(実際には観光客ばかりなのかもしれないが)の憩いの場といった感じ。
建物の雰囲気もヨーロッパ風でありながらどこか懐かしくもあるとても良い場所だった。
本書を読むと筆者のこだわり、強い意志が感じられ、
周りに本当に何もない場所で、これだけの商業施設を集めるには
これくらいの強い芯みたいなものが必要なのだと思いました。 -
新潟にある、日本で本物のワインを作って提供してくれているカーブドッチのお話。創業者の落さんは、今は、北海道の地でワイナリーづくりに取り組んでいるようだが、その落さんが作り上げたワイナリー、非常に興味ある。食用ぶどうの残りもので作られたワインでない、本物のワインを飲んでみたい。日本でシャルドネとかピノノワールを使ったワインがないのは、気候のせいだと思っていたが、全くの思い込みだった。日本でも、欧州のワイン専用品種の栽培はできるじゃないか。思い込みというのは、改めて恐ろしいものだと思った。
ベンチャーの起業プロセスの参考ともなる話満載で、出資、投資的な観点での経営面の話も興味深かった。 -
新潟県巻町のワイナリー、ぜひ訪れてみたいと思った。素晴らしいのは、『こういうワイナリーを実現させる』と明快に定め、妥協せずにひとつひとつ作り上げてきたこと。本当に感動を生む仕事とは、理想を現実にするだけの確信なのだと、伝わった。
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新潟という意外な土地が本場と似た地形というのが面白かったです。
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2016.01.23読了
カーブドッチが出来るまでの歩み、落さんの考え、主義が語られている。
個人的には非常に共感できる部分が多く、この本を読んで早速カーブドッチヴィネスパに予約を入れた。訪問は約4ヶ月先だが、今から非常に楽しみ。
新潟の角田浜一帯がフランスのボルドーの地形と似ていることには驚いた。 -
588.55-オチ 300372117
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若くしてドイツの醸造学校に留学した著者ならではのワイン造りの哲学が素敵。
ワイナリーにも訪れてみたい。 -
この本を読むと、つくづく農業というのは加工を見据えるほど、足腰が強くなる産業だと思いました。