たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

制作 : 田中 三彦 
  • ダイヤモンド社
3.74
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本棚登録 : 782
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478004524

作品紹介・あらすじ

なぜヒトは「偶然(たまたま)」を「必然(やっぱり)」と勘違いしてしまうのか?確率、統計をうまく用え、日常に潜む「たまたま」の働きを理解する。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しい本。でもワインの話、どう読んだら良いのか…高いものが美味しくて安いのがそうでもないのは、絶対だと感じているんだけど…

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「絶対だと感じているんだけど… 」
      確かに!高いモノは当り外れが少なく、安いモノは外れが多いですよね。
      「絶対だと感じているんだけど… 」
      確かに!高いモノは当り外れが少なく、安いモノは外れが多いですよね。
      2013/10/03
    • zhimeiさん
      あのワインの話は別のどこかでも読みましたが、何だかムズムズします。論文そのものを読めたらすっきりしそうですが、そこまでの読解力はありません。
      あのワインの話は別のどこかでも読みましたが、何だかムズムズします。論文そのものを読めたらすっきりしそうですが、そこまでの読解力はありません。
      2013/10/04
  • 必読書

  • 日常に偶然がふりそそぎ、具合が悪くなるケースってあります。僕もなんだこりゃ!な時期を経験したことがありますが、それも、人生を「大数の法則」で考えれば、そのうち大きな分母の確率に収束するようなことです。大数の法則というのは、たとえばサイコロを60回振るとする。各々の目は1/6の確率ででますから、1から6まで10回ずつでれば気持ちいいですが、実際は揺らぎがあって、1が15回(1/4の確率)でて、5が3回(1/20の確率)しか出ないだとかになります。でも、サイコロを1万回くらい振れば、ピタッってくらいに各目の確率は1/6に近づくんですよね。それを、大数の法則といいます。だから、ちょっと偶然が多いときには、そういう「引きの良さ」で確率の分母の遥か下のところで当たりを引いてるな、となり、そのうちまったく偶然が起きなくなって確率が収束するだろう、とおおまかな予測がついて構えていられたりする。また、統計で考えると、こういう場合もあります。1から100までの数値のうち、真ん中のところが膨れ上がり、両端へ向かってしぼんでいくグラフを想像してください。平均を50として、どういうふうに人の運勢は分布するかみたいな図なのですが、1という位置にいるのは、まったく当たりを引けない数少ない人たち。100という位置にいるのは、当たりが引けまくる数少ない人たち。どうしても、そういう人たちって数%くらいはでてくるんです。その数%にどうやら自分ははまっているのかもしれない、という気づきを得ることは大事なんです。なぜなら、偶然という意味の無いものに対して意味を求めだすと、場合によっては病んでしまったり、へんな宗教にはまったり、ろくなことにならないからです。本書から抜き出すと、「意味が存在するときにその意味を知ることが重要であるように、意味がないときにそこから意味を引き出さないようにすることも同じくらい重要である。」となります。

  • ランダムネス(偶然性、雑然性、不作為性)を解き明かす好著。株価の値動きは予測不可能であるとするのがランダム・ウォーク理論だ。株価は酔っ払いの千鳥足の如く次の一歩を予測することができない。仮に予測できる人がいたとするならば、世界の富をあっという間に独り占めできる。予言者に対して「だったら株価を当ててみせろ」と反論するのは本質を衝いている。
    https://sessendo.blogspot.jp/2017/10/blog-post_25.html

  • それなりに面白く読めたのだが、後半1/3ぐらいがつまらなくなってしまった・・

  • k

  • ダニエル・カーネマンのファスト&スローを読んでたので、こっちを読む意味はあまりなかったかも。内容はかなり重複してるし、こっちは対象読者がかなり低めに設定してある。ファスト&スローは分量的には3-4倍あるけど、読んでいて知的好奇心を掻き立てられるので。ページ数が多くてもあちらがオススメかなぁ。

  • あんま読んでない

  • 日常に潜む「偶然」を科学する本。著者はカリフォルニア工科大学で物理学を教えている。この本は世の中が如何に偶然に支配されているかを主張する。世の中の人は偶然を必然と勘違いし、偶然に何か意味を感じてしまう。P209に実に興味深いグラフがある。300人のファンドマネージャーがマーケットの平均を上回る成績を上げた年度数と、300人の学生が10回のコイン投げで表裏を予測して正解した数の比較だ。このグラフが実に全くと言って良いほど同じ人数の分布となっている。つまりファンドマネージャーには誰でもなれるし、才能は関係ないということだ。よく言われることだが、株の値動きはランダムウォークであるということを実証している。それでもチャートに罫線を引きますか?

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著者プロフィール

1954年アメリカ生まれ。カリフォルニア大学で博士号を取得した後、マックスプランク物理学研究所やカリフォルニア工科大学で量子力学の理論研究をおこなう。著書に『たまたま』、『しらずしらず』がある。

「2016年 『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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